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　ヤマハ発動機株式会社は、2009年 MFJ全日本スノーモビル選手権シリーズに参戦するチーム体制を決定した。全日本最高峰の「スーパークラス」に「ヤマハ・レーシング・チーム」から永倉信明選手、中澤裕伺選手、「クラブ・FX」からは川越清貴選手、寺崎雅史選手が参戦する。マシンは4ストロークマシン「FXNytro」を使用する。

　スノーモビルレースは、北米を中心に高い人気を誇る冬季モータースポーツ。ヤマハは日本における唯一のスノーモビル完成車メーカーとしてスノーモビルスポーツの振興や製品開発を目的に国内外のレースに参戦してきた。
　近年では2005年から、ヤマハオーナーサポートプログラム「クラブヤマハ・モーターサイクル」の支援を受ける「クラブヤマハ・レーシング」を発足し、2ストロークマシンが主流であった全日本選手権「スーパークラス」に、4ストロークマシンで挑戦を始め、同時に業界の発展とファン拡大をめざし、レース会場で様々なサービスプログラムの展開を行ってきた。
　2006年は「クラブヤマハ・レーシング」に加え、最高峰クラスでのチャンピオン獲得と技術開発の強化を目的に「ヤマハ・レーシング・チーム」を設立して2チーム体制で参戦し、全日本選手権史上初となる4ストロークマシンでのシリーズチャンピオンを獲得。2007年も同体制で参戦し最高峰「スーパークラス」で2連覇を果たした。

　2009年の全日本選手権では、2006年に当社の4ストロークマシンで全日本選手権史上初の「スーパークラス」チャンピオンを獲得し、その後2年間、北米選手権に参戦してきた中澤裕伺選手と、2007年、中澤選手に続き当社の4ストロークマシンで同クラスチャンピオンを獲得した永倉信明選手が「ヤマハ・レーシング・チーム」より「スーパークラス」に参戦。チャンピオンの獲得とレースを通じた技術開発を行っていく。
　ヤマハ発動機販売株式会社と全国の販売店がサポートするチームとして新たに発足した「クラブ・FX」からは、川越清貴選手、寺崎雅史選手がヤマハユーザーの代表として「スーパークラス」参戦する。

2009年チーム体制

レーススケジュール・暫定

参戦ライダーのプロフィール

永倉 信明（えいくら のぶあき）選手
	チーム：ヤマハ・レーシング・チーム（ゼッケンNo.3）
	出身地：青森県
	生年月日：1978年10月5日
	身長／体重：174cm／65kg
	全日本選手権での主な成績
	2001年：B級S1クラス チャンピオン
	2002年： A級S1クラス ランキング6位 A級S3クラス ランキング10位
	2003年： A級S1クラス ランキング2位 A級S3クラス ランキング5位
	2004年：スーパークラス ランキング12位
	2005年：スーパークラス ランキング12位
	2006年：スーパークラス ランキング6位
	2007年：スーパークラス チャンピオン
	2008年：スーパークラス ランキング3位

中澤 裕伺（なかざわ ゆうじ）選手
	ヤマハ・レーシング・チーム（ゼッケンNo.27）
	出身地：長野県
	生年月日：1980年4月14日
	身長／体重：163cm／63kg
	主な成績
	2000年：全日本スーパークラス チャンピオン
	2001年： USA WINTER X-GAME 4位 USA WSAワールドスノークロス プロオープンクラス ランキング12位 ※インターナショナルライダーオブザイヤー獲得
	2002年： USA WSAワールドスノークロス プロオープンクラス ランキング16位 インドアスーパースノークロス2位
	2003年： USA WSAワールドスノークロス プロストッククラス ランキング12位 プロオープンクラス ランキング14位
	2004年：全日本スーパークラス チャンピオン
	2005年：全日本スーパークラス チャンピオン
	2006年：全日本スーパークラス チャンピオン
	2007年：WPSA プロオープンクラス ランキング21位
	2008年：WPSA プロオープンクラス ランキング21位