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　ヤマハは、2005年の国内海外レース活動について、このほどファクトリーチーム、サポートチームの体制を決定しました。今年もMotoGPをはじめロードレース、モトクロス、トライアル、さらにスノーモビル、レーシングカートなど、国内外でさまざまなレース活動を展開してまいります。
　
　ロードレース最高峰のMotoGPには2チーム4人のライダーが参戦します。ファクトリーチームの「ゴロワーズ・ヤマハ・チーム」からは、昨年のチャンピオン、バレンティーノ･ロッシ選手とコーリン・エドワーズ選手が出場します。またサテライトチームの「フォルトゥナ・ヤマハ・チーム」からは、ルーベン・チャウス選手とトニ・エリアス選手が参戦。ヤマハの２年連続チャンピオンを狙います。マシンは投入４年目となるYZR-M1です。
　
　モトクロス世界選手権には、最高峰クラスのMX1及び、MX2の2クラスに出場します。2ヒート制が復活し２年目となる今季は「ヤマハ ファクトリー チーム」から昨年世界タイトル8冠を達成したステファン・エバーツ選手と、新規加入のブライアン・ヨルゲンセン選手がYZ450FMで出場。連続タイトルを狙います。またMX2クラスには昨年MX1で活躍したセドリック・メロッテ選手がYZ250FMを駆り出場します。
　
　1月8日から開幕しているAMAスーパークロス選手権には、「ヤマハ ファクトリー モトクロス チーム」から、昨年のチャンピオン、チャド・リード選手が出場し連続タイトル獲得をめざします。またティム・フェリー選手、ダヴイッド・ビーラマン選手も昨年同様同チームから出場します。また5月より開幕するAMAナショナルモトクロス選手権にも同様の体制で参戦します。
　
　このほか海外サポートチームとして、スーパーバイク世界選手権にヤマハの欧州での現地法人、ヤマハモーターイタリアのサポートで運営される「ヤマハモーターイタリア」チームから芳賀紀行選手とアンドリュー・ピット選手が、またヤマハモーターフランスのサポートで運営される「ヤマハモーターフランス」チームから阿部典史選手、セバスチャン・ジンバート選手がYZF-R1を駆り出場します。
　
　国内では、全日本ロードレース選手権・JSB1000クラスに前年同様「YSP Racing Team sponsored by PRESTO Corporation」から中冨伸一選手がYZF-R1を駆り出場します。なお、各地のＹＳＰ（ヤマハスポーツプラザ＝ヤマハスポーツバイク販売店）店主によるエリア監督制度を今シーズンも継続いたします。
　
　全日本モトクロス選手権は、トップチームとして「Jubilo Racing Team」から7人のライダーが出場します。IA1クラス（旧国際A級250cc）には、小池田猛選手、釘村太一選手、渡辺学選手、出原忍選手、小島太久摩選手が出場。またIA２クラス（旧国際A級125ccクラス）には釘村忠選手、尾崎友哉選手が出場します。またトッププライベーター大河原功次選手は前年同様、自ら運営する「OHKAWARA Racing」からIA１クラスに出場します。 　
　
　全日本トライアル選手権の国際A級スーパークラスには、昨年同様成田匠選手と成長著しい渋谷勲選手が、それぞれの所属チームからTYS250を駆り出場します。
　
　2月6日から開幕する全日本スノーモビル選手権では、スーパーA級クラスに、戸沢真司選手、川越清貴選手、寺崎雅史選手、稲葉翔選手、永倉信明選手の5人が、各運営チームから4サイクルニューマシン、RSVectorを駆り参戦しています。
　　
　全日本カート選手権では、「BPヤマハレーシングチーム」から、昨年ICAクラスでチャンピオンとなった佐野夏澄選手が東地域FAクラスに出場します。マシンはSuperWinforceです