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チャド・リード選手（オーストラリア出身/22歳）は3年前にヤマハチームに加入、これまでにスーパークロス選手権125ccクラス、スーパークロス世界選手権で活躍し、今季はAMAスーパークロス250ccクラスで10勝を挙げタイトルを獲得した。このほど、そのリード選手とヤマハ・ファクトリー・モトクロス・レース・チームでは契約更新を決定し発表した。
「契約更新の理由はいたってシンプルなものだ。我々がチャド・リードを求め、チャド・リードも我々を求めたということ。我々は、彼に今後もヤマハでキャリアを積み、さらに才能を伸ばして欲しいと思っている。彼のほうも、我々のチームに残り、同じ環境、同じマシンでさらに活躍したいと考えている」とヤマハ・レーシング・ディビジョン・マネジャーのキース・マッカーティは語る。
「リードはレースを心から愛している。根っからのモーターサイクル・ファンなのだ。朝から晩までプラクティスやテストに打ち込み、クルマを運転して家に帰ってからも、さらに暗くなるまでフィアンセや友人たちとTTR90に乗って遊んだりしている。週末はインタビューやサイン会。それが終わりピットからファンがいなくなると、彼は急いでヤマハのトレーラーに戻りレースのビデオを見る。熱狂的ファンと言ってもいいくらいの熱心さで、何度もテープを巻き戻し、自分のマシン、ライバルのマシン、そしてコースを何度も何度も見直して研究している」とキースは語る。
「この2年間で20勝を達成できた。またAMAスーパークロス250ccタイトルという価値ある成績も残すことができた」とリード。「ヤマハのマシンは100%自信を持ってコントロールすることができる。来シーズンも引き続き乗れるのは非常に嬉しい。2005年型YZ250も、実はもう見せてもらったんだよ！」と来季への期待を語っている。
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