2008-2009年度 トップリーグ 第10節 - 試合日程・結果
2008-2009年度 トップリーグ 第10節:トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦の結果をご報告します。
2008-2009年度 トップリーグ 第10節
12/20(土) 13:00
:ヤマハスタジアム
ヤマハ発動機ジュビロ 46
前半 20-10
後半 26-0
10日本IBMビッグブルー
試合レポート
トップリーグ第10節、今年最後の試合をホームヤマハスタジアムで迎えたヤマハ発動機ジュビロは、IBMビッグブルーと対戦した。 「何としても勝って終わりたい」(堀川監督)。今季ヤマハスタジアムではまだ勝利がないだけでなく、日本選手権出場権を得るためには、負けることは許されない。 サックスブルーの声援を力に、最後まで集中を切らさない執念の見えた試合となった。
序盤の激しい攻防から前半5分、大田尾選手のパスを受けたマレ・サウ選手がゴール左にトライを決め、まずは先制。コンバージョンキック、その後得たペナルティキックをどちらも五郎丸選手が決め、10点をリードする。その後IBMに1トライ1ゴールを許し3点差まで詰め寄られるものの、19分に五郎丸選手のペナルティゴールで再び引き離すと、24分、ゴール前のスクラムから飛び出したマレ・サウ選手が再びトライ。五郎丸選手のコンバージョンキックも決まり、13点のリードとなる。しかし30分過ぎにはまたもペナルティキックを与え、20-10で前半を折り返した。
後半もヤマハペースで試合は展開する。IBMペナルティから矢富選手の早い仕掛けで一気にゴール前へボールを運ぶが、その後はIBMの堅いディフェンスに攻めあぐむ。しかし後半10分過ぎ、スクラムからマレ・サウ選手が飛び出し、ゴール左にトライを決め、これでハットトリック。コンバージョンキックを大田尾選手が決め、17点差となる。更にチーム一丸となった早いボールさばきから冨岡選手がインゴール左隅へすべりこみトライ。その後自陣深くまで攻め込まれるものの、集中したディフェンスでIBMの攻撃を跳ねのけると、粘り強いボールさばきから松下選手がトライ。更に後半終了間際には、交代出場のマッコイド選手がダメ押しのトライを奪い、46-10でノーサイド。後半は無失点で見事ヤマハスタジアムでの今季初勝利を飾った。
ヤマハらしさの戻った強いディフェンスだけでなく、大田尾選手を中心とした早い展開の攻撃面も光る試合で、前節に続き勝ち点5を獲得したヤマハジュビロ。年明けとなるラスト3ゲーム、負けられない試合が続く中、まずは強い気持ちで次節サニックス戦に挑む。
山村亮主将コメント
ホームのヤマハスタジアムはここ数試合、なかなか勝てませんでしたが、今日はたくさん来ていただいたファンの前で、内容もよく非常にいい勝ち方ができ嬉しく思います。1トライ取られましたが、修正してきたディフェンスが機能しました。次のサニックス戦に向け、今日の試合をスタートとし、また練習を積み重ねていきます。ありがとうございました。
MOM(マン・オブ・ザマッチ):マレ・サウ選手
この2試合、ホームで立て続けに負け、どうしても勝たなければいけない。また、外国人選手としてチームの勝利に貢献するため非常に重要な位置づけの試合でした。その中で勝利に貢献でき良かったです。MOMに選ばれとても光栄ですが、チーム全体がゲームプランを遂行した結果、勝つことができこういう形で自分がいただけたもの。ひとりのものではなく、チーム全員がMOMと思っています。ありがとうございました。
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | |
1 | 仲谷 聖史 |
2 | 古川 新一 |
3 | 山村 亮 |
4 | 石神 勝 |
5 | 笠原 雄太 |
6 | ルーベン・ソーン |
7 | 本間 俊治 |
8 | 木曽 一 |
9 | 矢富 勇毅 |
10 | 大田尾 竜彦 |
11 | 冨岡 耕児 |
12 | マレ・サウ |
13 | 三角 公志 |
14 | 松下 馨 |
15 | 五郎丸 歩 |
16 | 高木 重保 |
17 | 野中 大輔 |
18 | 八木 鉄兵 |
19 | ワイサキ・ソトゥトゥ |
20 | 佐藤 貴志 |
21 | グラント・マッコイド |
22 | 徐 吉嶺 |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半 9分 | 15 → 21 |
入替 | 後半 13分 | 2 → 16 |
入替 | 後半 23分 | 7 → 18 |
入替 | 後半 23分 | 9 → 20 |
入替 | 後半 29分 | 12 → 19 |
入替 | 後半 38分 | 11 → 22 |
前半 | ||
2 | トライ | 1 |
2 | ゴール | 1 |
2 | ペナルティG | 1 |
0 | ドロップG | 0 |
20 | 合計 | 10 |
後半 | ||
4 | トライ | 0 |
3 | ゴール | 0 |
0 | ペナルティG | 0 |
0 | ドロップG | 0 |
26 | 合計 | 0 |
46 | 合計 | 10 |
日本IBMビッグブルー | |
1 | 田辺 篤 |
2 | 安江 祥光 |
3 | 山口 泰生 |
4 | 伊藤 太進 |
5 | テヴィタ・タンギノア |
6 | 高 聡伸 |
7 | 須田 康夫 |
8 | ロトゥ・フィリピーネ |
9 | 山中 俊幸 |
10 | マイク・ハーカス |
11 | 櫻井 崇将 |
12 | 大松 真 |
13 | 重見 彰洋 |
14 | 勝俣 啓太 |
15 | 高 忠伸 |
16 | 佐藤 大作 |
17 | 野田 敬司 |
18 | 佐藤 拓 |
19 | 覺來 弦 |
20 | 塩谷 純司 |
21 | 加瀬 隆之 |
22 | 阪元 弘幸 |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半 0分 | 7 → 19 |
入替 | 後半 13分 | 5 → 18 |
入替 | 後半 24分 | 9 → 20 |
入替 | 後半 29分 | 3 → 16 |
入替 | 後半 31分 | 12 → 22 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-日本IBMビッグブルー |
4分 | ヤマハ | マレ・サウ | T | 5-0 |
5分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | G | 7-0 |
8分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | PG | 10-0 |
14分 | IBM | 高 聡伸 | T | 10-5 |
15分 | IBM | 高 忠伸 | G | 10-7 |
19分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | PG | 13-7 |
24分 | ヤマハ | マレ・サウ | T | 18-7 |
25分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | G | 20-7 |
32分 | IBM | 高 忠伸 | PG | 20-10 |
39分 | IBM | 高 忠伸 | PGx | 20-10 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-日本IBMビッグブルー |
1分 | IBM | 高 忠伸 | PGx | 20-10 |
11分 | ヤマハ | マレ・サウ | T | 25-10 |
11分 | ヤマハ | 大田尾 竜彦 | G | 27-10 |
16分 | ヤマハ | 冨岡 耕児 | T | 32-10 |
17分 | ヤマハ | 大田尾 竜彦 | Gx | 32-10 |
30分 | ヤマハ | 松下 馨 | T | 37-10 |
31分 | ヤマハ | 大田尾 竜彦 | G | 39-10 |
40分 | ヤマハ | グラント・マッコイド | T | 44-10 |
41分 | ヤマハ | 大田尾 竜彦 | G | 46-10 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
堀川隆延監督コメント
今年最後のヤマハスタジアムに来ていただいたファン、会社であるヤマハ発動機の皆様に感謝申し上げます。連敗中のホームゲームが今年最後の試合ということで何としても勝って終わりたく、まず勝つことができ嬉しく思います。試合内容は先週に引き続き、フィジカル的なブレイクダウンの部分を支配することにフォーカスをあて準備してきました。1週間の練習結果が、ホームのグラウンドで出せたことは自信となり、次へ向けステップアップできるゲームでした。今、チームは上向きで非常にいい状態なので、残り3戦のまずサニックス戦へ向け、ひとつひとつ準備をしていきたいです。