2008-2009年度 トップリーグ 第8節 - 試合日程・結果
2008-2009年度 トップリーグ 第8節:トヨタ自動車ヴェルブリッツ戦の結果をご報告します。
2008-2009年度 トップリーグ 第8節
12/ 6(土) 13:00
:名古屋市瑞穂公園ラグビー場
ヤマハ発動機ジュビロ 8
前半 3-6
後半 5-10
16トヨタ自動車ヴェルブリッツ
試合レポート
トップリーグ第8節、ヤマハ発動機ジュビロは、瑞穂公園ラグビー場にてトヨタ自動車ヴェルブリッツと対戦した。 東海地区をホームとするチーム同士の東海ダービーとなったこの試合、中断を挟み連敗中のヤマハ発動機ジュビロは、アウェイとはいえ絶対に負けることが出来ない。前日の雨ですっかりと冷え込んだ中、熱い攻防が繰り広げられた。
先制したのはトヨタ。序盤より自陣で粘り強く守っていたヤマハジュビロだが、前半13分、ペナルティキックを与えてしまい、それをトヨタにきっちりと決められてしまう。しかし前半25分、今度はペナルティゴールを五郎丸選手が決めて試合を振り出しに戻した。前半終了間際には、またもトヨタのペナルティゴールが決まり、再び3点のビハインド。ペナルティゴールの奪い合いで前節を彷彿させる展開となるが、トライだけは許さず風上となる後半へ託す。
しかし後半6分、混戦からヤマハ陣インゴールに転がったボールにトヨタが滑り込みこの試合初のトライ。11-3となるが、15分、五郎丸選手からのパスを受けた中園選手がゴール左隅にトライ。コンバージョンキックは外れ、再び3点差。今度こそ逆転を狙いたいヤマハジュビロだが、後半27分には再びトライを許し、突き放される。その後もトヨタのディフェンスを突破することができないまま、ノーサイドとなった。
順位はもちろん、気持ちの入った試合だっただけに悔しい敗戦となった。次節はコカ・コーラウエストレッドスパークス戦。厳しい状況が続くからこそ、一戦一戦を強い気持ちで戦っていきたい。
山村亮主将コメント
前半、風下の中、よくディフェンスしてターンオーバーも取れてよかったと思います。後半に入り、キックの判断や敵陣に入ってからボールキープをできなかったことが、敗因のひとつ。シーズンはまだ続きます。この反省を活かし次のコーラ戦に勝てるようにがんばりたいです。
佐藤貴志バックスリーダー
ヤマハのフォワードが良かっただけに、バックスでボールキープができず、ゲームコントロールが若かった。前半、良い仕掛けもあったのでアタックにおいて、もっと積極的にいきたいと思います。
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | |
1 | 仲谷 聖史 |
2 | 加藤 圭太 |
3 | 山村 亮 |
4 | 石神 勝 |
5 | ローリー・ダンカン |
6 | ルーベン・ソーン |
7 | 小林 訓也 |
8 | 木曽 一 |
9 | 佐藤 貴志 |
10 | 松下 馨 |
11 | 辻井 厚之 |
12 | マレ・サウ |
13 | 三角 公志 |
14 | 徐 吉嶺 |
15 | 五郎丸 歩 |
16 | 北川 喬之 |
17 | 伊藤 雄大 |
18 | 笠原 雄太 |
19 | デーリック・トーマス |
20 | 矢富 勇毅 |
21 | グラント・マッコイド |
22 | 中園 真司 |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
交替 | 前半 34分 | 7 → 18 |
入替 | 後半 12分 | 11 → 22 |
入替 | 後半 21分 | 12 → 21 |
入替 | 後半 27分 | 5 → 19 |
入替 | 後半 28分 | 1 → 16 |
入替 | 後半 31分 | 9 → 20 |
入替 | 後半 31分 | 3 → 17 |
前半 | ||
0 | トライ | 0 |
0 | ゴール | 0 |
1 | ペナルティG | 2 |
0 | ドロップG | 0 |
3 | 合計 | 6 |
後半 | ||
1 | トライ | 2 |
0 | ゴール | 0 |
0 | ペナルティG | 0 |
0 | ドロップG | 0 |
5 | 合計 | 10 |
8 | 合計 | 16 |
トヨタ自動車ヴェルブリッツ | |
1 | 中村 嘉樹 |
2 | 高山 勝行 |
3 | 山本 正人 |
4 | ダニエル・ケート |
5 | 北川 俊澄 |
6 | アンガス・マクドナルド |
7 | 中山 義孝 |
8 | 菊谷 崇 |
9 | 麻田 一平 |
10 | 正面 健司 |
11 | 水野 弘貴 |
12 | 難波 英樹 |
13 | 赤沼 源太 |
14 | セコベ・レアウェレ |
15 | 遠藤 幸佑 |
16 | 上野 隆太 |
17 | 中野 真二 |
18 | 谷口 智昭 |
19 | 阿部 亮太 |
20 | 黒宮 裕介 |
21 | 岩本 健一朗 |
22 | ウイリアム・ライダー |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 前半 34分 | 11 → 21 |
入替 | 後半 12分 | 6 → 18 |
入替 | 後半 25分 | 14 → 22 |
入替 | 後半 30分 | 3 → 17 |
入替 | 後半 30分 | 2 → 16 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-トヨタ自動車ヴェルブリッツ |
12分 | トヨタ | 水野 弘貴 | PG | 0-3 |
20分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | PGx | 0-3 |
24分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | PG | 3-3 |
39分 | トヨタ | 正面 健司 | PG | 3-6 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-トヨタ自動車ヴェルブリッツ |
6分 | トヨタ | セコベ・レアウェレ | T | 3-11 |
6分 | トヨタ | 正面 健司 | Gx | 3-11 |
15分 | ヤマハ | 中園 真司 | T | 8-11 |
15分 | ヤマハ | 五郎丸 歩 | Gx | 8-11 |
25分 | トヨタ | 遠藤 幸佑 | T | 8-16 |
25分 | トヨタ | 正面 健司 | Gx | 8-16 |
33分 | トヨタ | ウイリアム・ライダー | PGx | 8-16 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
堀川隆延監督コメント
強風の中、前半は我慢強いディフェンスでのターンオーバー(※)など、ヤマハが持つ強みを上手く出せ、良いゲーム展開だったと思います。後半はこの風を使い、ポジショニングをしっかり取っていこうとした中で、キックの選択肢や判断においてミスがあり、これが試合の勝敗をわけた大きなキーポイントのひとつでした。今日の結果から、選手達は勝つためにはゲームコントロールの部分で何が必要かを学べたと思います。しかし、負けた現実はもう戻りません。今日、学んだことを次のゲームに活かせるよう、しっかり修正していきたいと思います。
※ターンオーバー:相手ボールを奪うこと