2008-2009年度 トップリーグ 第2節 - 試合日程・結果
2008-2009年度 トップリーグ 第2節:三洋電機ワイルドナイツ戦の結果をご報告します。
2008-2009年度 トップリーグ 第2節
9/13(土) 17:00
:ヤマハスタジアム
ヤマハ発動機ジュビロ 8
前半 3-28
後半 5-24
52三洋電機ワイルドナイツ

試合レポート
トップリーグ第2節は、昨季の日本選手権覇者、三洋電機ワイルドナイツをヤマハスタジアムに迎えた。
開幕戦クボタスピアーズ戦を1点差で落とし、今季初勝利を狙うヤマハジュビロは、8,588人もの観客が埋め尽くしたスタンドの「ホームのちから」の後押しを受け、試合開始から早い展開で敵陣に押し込み試合を進める。しかしこの時間帯に決めきることが出来ないでいると、流れは三洋電機へ。三洋電機の速攻も素早いディフェンスで凌いでいたヤマハジュビロだが、前半8分、三洋電機田中選手の突破から、ダニエル ・ヒーナン選手にトライを許すと、ここからワンサイドな苦しい展開が続く。前半16分、三洋電機のハイタックルで得たペナルティキックを大西選手が見事決めて3-7と4点差にするものの、前半20分には、攻め込んだところからターンオーバーを許し、三洋電機山本選手がトライ。前半32分には三洋電機田中選手にキックをチャージされそのままトライ。前半終了間際には、三洋電機ゴール前のこぼれ球から三洋電機吉田選手の独走トライを許した。再三攻め込むも、どうしてもトライを奪うことが出来ないでいるヤマハジュビロに対し、確実にトライを重ねる三洋電機に25点差のビハインドを許したまま、前半を終了した。
後半から矢富選手を投入したヤマハジュビロは、ボールを素早く動かし、突破口を見出そうとする。三洋電機のオフサイドから徐々に押し込み、敵陣でのラインアウトからデーリック・トーマス選手がトライ!待望の1トライ目だが、その後はミスなどから自滅し、自分たちのリズムが続かない。そして後半21分、自陣で痛い反則。キックを選んだ三洋電機は、トニー ・ブラウン選手が確実に決め8-31と再び点差を広げると、22分、25分と次々とトライを決め、畳みかけていく。後半35分には、パスをインターセプトされ、ここからも独走トライを許す。最後まで要所での細かいミスが目立ちヤマハジュビロらしいラグビーができないまま、トップリーグ2敗目を喫した。
「しっかりと反省し、顔を上げ次の試合に臨みます」と山村主将。
この試合をバネとし、上を向いて次の試合に挑みたい。
山村亮選手コメント
多くのファンに集まっていただいたにも関わらず、非常に悔しい試合結果で本当に残念です。堀川監督がおっしゃったように、ほんの少しの反応の差、ターンオーバーボールでトライを取られてしまいました。しかし、これで終わりではないですので、しっかりと反省をし、月曜の練習から顔を上げ前に進みます。
試合詳細・メンバー
| ヤマハ発動機ジュビロ | |
| 1 | 高木 重保 |
| 2 | 加藤 圭太 |
| 3 | 山村 亮 |
| 4 | 石神 勝 |
| 5 | ルーベン・ソーン |
| 6 | デーリック・トーマス |
| 7 | 小林 訓也 |
| 8 | 木曽 一 |
| 9 | 佐藤 貴志 |
| 10 | 大西 将太郎 |
| 11 | 中園 真司 |
| 12 | 大田尾 竜彦 |
| 13 | マレ・サウ |
| 14 | 永本 宗秀 |
| 15 | 松下 馨 |
| 16 | 北川 喬之 |
| 17 | 野中 大輔 |
| 18 | 久保 晃一 |
| 19 | 八木 鉄兵 |
| 20 | 矢富 勇毅 |
| 21 | 三角 公志 |
| 22 | 五郎丸 歩 |
| 交替・入替 | ||
| 種類 | 時間 | 背番号 |
| 入替 | 後半 0分 | 9 → 20 |
| 交替 | 後半 10分 | 10 → 21 |
| 入替 | 後半 15分 | 14 → 22 |
| 入替 | 後半 23分 | 7 → 19 |
| 入替 | 後半 27分 | 6 → 18 |
| 入替 | 後半 32分 | 11 → 16 |
| 前半 | ||
| 0 | トライ | 4 |
| 0 | ゴール | 4 |
| 1 | ペナルティG | 0 |
| 0 | ドロップG | 0 |
| 3 | 合計 | 28 |
| 後半 | ||
| 1 | トライ | 3 |
| 0 | ゴール | 3 |
| 0 | ペナルティG | 1 |
| 0 | ドロップG | 0 |
| 5 | 合計 | 24 |
| 8 | 合計 | 52 |
| 三洋電機ワイルドナイツ | |
| 1 | 木川 隼吾 |
| 2 | 山本 貢 |
| 3 | 相馬 朋和 |
| 4 | 劉 永男 |
| 5 | ダニエル・ヒーナン |
| 6 | キーラン・ブラック |
| 7 | 川口 大 |
| 8 | ホラニ・龍コリニアシ |
| 9 | 田中 史朗 |
| 10 | トニー・ブラウン |
| 11 | 吉田 尚史 |
| 12 | 入江 順和 |
| 13 | 霜村 誠一 |
| 14 | 北川 智規 |
| 15 | 田井中 啓彰 |
| 16 | 太田 秀己 |
| 17 | 川俣 直樹 |
| 18 | ジャスティン・アイブス |
| 19 | 飯島 陽一 |
| 20 | エリア・トゥキリ |
| 21 | 三木 亮平 |
| 22 | 山内 智一 |
| 交替・入替 | ||
| 種類 | 時間 | 背番号 |
| 入替 | 前半 39分 | 7 → 19 |
| 入替 | 後半 16分 | 5 → 18 |
| 入替 | 後半 17分 | 11 → 21 |
| 入替 | 後半 22分 | 1 → 17 |
| 入替 | 後半 27分 | 10 → 20 |
| 入替 | 後半 27分 | 13 → 22 |
| 入替 | 後半 35分 | 2 → 16 |
得点経過
| 前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-三洋電機ワイルドナイツ |
| 8分 | 三洋電機 | ダニエル・ヒーナン | T | 0-5 |
| 8分 | 三洋電機 | トニー・ブラウン | G | 0-7 |
| 16分 | ヤマハ | 大西 将太郎 | PG | 3-7 |
| 20分 | 三洋電機 | 山本 貢 | T | 3-12 |
| 20分 | 三洋電機 | トニー・ブラウン | G | 3-14 |
| 32分 | 三洋電機 | 田中 史朗 | T | 3-19 |
| 33分 | 三洋電機 | トニー・ブラウン | G | 3-21 |
| 37分 | 三洋電機 | 吉田 尚史 | T | 3-26 |
| 38分 | 三洋電機 | トニー・ブラウン | G | 3-28 |
| 後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-三洋電機ワイルドナイツ |
| 3分 | ヤマハ | デーリック・トーマス | T | 8-28 |
| 4分 | ヤマハ | 大西 将太郎 | Gx | 8-28 |
| 21分 | 三洋電機 | トニー・ブラウン | PG | 8-31 |
| 22分 | 三洋電機 | 霜村 誠一 | T | 8-36 |
| 23分 | 三洋電機 | トニー・ブラウン | G | 8-38 |
| 25分 | 三洋電機 | ジャスティン・アイブス | T | 8-43 |
| 26分 | 三洋電機 | トニー・ブラウン | G | 8-45 |
| 35分 | 三洋電機 | 山内 智一 | T | 8-50 |
| 36分 | 三洋電機 | 入江 順和 | G | 8-52 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
堀川隆延監督コメント
たくさんのファンにお越しいただいた中、このような結果となってしまい、本当に申し訳なく思っています。選手達は苦しい中、80分間よく戦ってくれました。今日は、小さなことの積み重ねが結果として表れました。点差は開きましたが、僕は点差ほどの実力差はないと思っています。我々にとって必要なのは、月曜からのトレーニングで、プレーの精度をひとつひとつ、修正していくこと。自信を失うことなく、この試合の反省をいかし、これから先このチームが何をすべきかを監督・コーチが明確にし、次の試合の準備をしていきたいと思います。