2007-2008年度 トップリーグ 第9節 - 試合日程・結果
2007-2008年度 トップリーグ 第9節:神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦の結果をご報告します。
2007-2008年度 トップリーグ 第9節
1/ 5(土) 14:00
:ヤマハスタジアム
ヤマハ発動機ジュビロ 28
前半 28-14
後半 0-17
31神戸製鋼コベルコスティーラーズ
試合レポート
ホームで迎えた、第9節神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦。天候に恵まれ暖かな陽気となり、8348人のファンが詰めかけ、ヤマハスタジアムをサックスブルーに染めた。
前半のヤマハジュビロは、まさに人とボールがよく動くラグビーだった。
右サイドを中心にパスを繋いで4トライ4ゴールを奪う猛攻を見せる。7分、三角選手が先制のトライ。その後トライを返され同点となるが、3試合ぶりの復帰を果たした主将木曽選手が16分にトライを奪い、流れを引き戻す。21分に再び三角選手がトライを奪うと、34分にはグラント・マッコイド選手がトライし、引き離しに成功。これで完全にヤマハジュビロペースになるかと思われた。
しかし「ただ、この先改善しなければいけないのはペナルティ。」という堀川監督の言葉通り、ペナルティがこの試合の勝敗を握る鍵となった。
前半終盤、自陣ゴール前でペナルティを繰り返し取られるが、神戸製鋼はゴールキックを狙わずにひたすらトライを奪うべくボールを繋いだ。前半最後のワンプレーで遂にトライを許してしまい、前半を14点差で折り返す。このトライの勢いそのままに、後半はヤマハジュビロが自陣で守る展開となり、2トライ2ゴールを許してしまう。
同点で迎えた後半27分ヤマハジュビロがペナルティキックのチャンスを掴むが、この日キックを100%決めていた大西選手も、このキックは僅かに外れ得点ならず。逆に終了間際に神戸製鋼が、ペナルティキックのチャンスをきっちりと決め、逆転。そのままノーサイドとなった。
痛い敗戦となったが、ボーナス勝ち点2を獲得し、上位争いに踏みとどまった。
トップリーグも残り4試合。負けられない戦いは続く。
木曽主将コメント
まず、お正月明けにもかかわらず、たくさんの方がスタジアムへ足を運んで下さいました。こうした恵まれた環境の中でプレーできることは幸せですし、サポーターの皆さんにとても感謝しています。今日のゲームは前半4トライ、後半0点。自分達の中に攻めようという意識がなかったわけではなく、ペナルティを重ねてしまったことで、敵陣でプレーするゲームプランを実行できず、自陣でのプレーが多くなってしまったことが最大の敗因だと思います。また、自分達がレフリングに関して合わせきれなかった甘さ、あとは森田選手のキックで自陣深くに釘付けされ、精神的にもプレッシャーを感じてしまったこと。その積み重ねから出たひとつのミスが、相手にトライを許してしまいました。来週から始まる4試合に向け、ゲームコントロールをしっかりと修正し、残り全てを勝つ気持ちでやっていきたいと思います。
試合詳細・メンバー
ヤマハ発動機ジュビロ | |
1 | 高木 重保 |
2 | 米倉 隆之 |
3 | 山村 亮 |
4 | 坂本 一哉 |
5 | 澤田 昇 |
6 | 木曽 一 |
7 | 串田 義和 |
8 | 久保 晃一 |
9 | 佐藤 貴志 |
10 | 大田尾 竜彦 |
11 | ワイサキ・ソトゥトゥ |
12 | 大西 将太郎 |
13 | 三角 公志 |
14 | 松下 馨 |
15 | グラント・マッコイド |
16 | 加藤 圭太 |
17 | 伊藤 雄大 |
18 | デーリック・トーマス |
19 | 小林 訓也 |
20 | 矢富 勇毅 |
21 | 徐 吉嶺 |
22 | 辻井 厚之 |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半 12分 | 2 → 16 |
入替 | 後半 21分 | 14 → 21 |
入替 | 後半 24分 | 7 → 19 |
入替 | 後半 28分 | 4 → 18 |
入替 | 後半 28分 | 11 → 22 |
入替 | 後半 30分 | 9 → 20 |
交替 | 後半 37分 | 5 → 17 |
前半 | ||
4 | トライ | 2 |
4 | ゴール | 2 |
0 | ペナルティG | 0 |
0 | ドロップG | 0 |
28 | 合計 | 14 |
後半 | ||
0 | トライ | 2 |
0 | ゴール | 2 |
0 | ペナルティG | 1 |
0 | ドロップG | 0 |
0 | 合計 | 17 |
28 | 合計 | 31 |
神戸製鋼コベルコスティーラーズ | |
1 | 平島 久照 |
2 | 村上 正幸 |
3 | 金武 貴之 |
4 | 近藤 洋至 |
5 | ロイス・ウイリス |
6 | 林 慶鎬 |
7 | ジョシュ・ブラッキー |
8 | 伊藤 剛臣 |
9 | 後藤 翔太 |
10 | 森田 恭平 |
11 | 濱島 悠輔 |
12 | 山本 大介 |
13 | 今村 雄太 |
14 | 小笠原 仁 |
15 | 大石 嶺 |
16 | 南條 健太 |
17 | 山本 翼 |
18 | 小泉 和也 |
19 | 野澤 武史 |
20 | 今村 友基 |
21 | 大橋 由和 |
22 | ジョエル・ウィルソン |
交替・入替 | ||
種類 | 時間 | 背番号 |
入替 | 後半 21分 | 4 → 18 |
入替 | 後半 21分 | 14 → 21 |
得点経過
前半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-神戸製鋼コベルコスティーラーズ |
7分 | ヤマハ | 三角 公志 | T | 5-0 |
8分 | ヤマハ | 大西 将太郎 | G | 7-0 |
13分 | 神戸製鋼 | ジョシュ・ブラッキー | T | 7-5 |
14分 | 神戸製鋼 | 森田 恭平 | G | 7-7 |
16分 | ヤマハ | 木曽 一 | T | 12-7 |
17分 | ヤマハ | 大西 将太郎 | G | 14-7 |
21分 | ヤマハ | 三角 公志 | T | 19-7 |
22分 | ヤマハ | 大西 将太郎 | G | 21-7 |
34分 | ヤマハ | グラント・マッコイド | T | 26-7 |
35分 | ヤマハ | 大西 将太郎 | G | 28-7 |
41分 | 神戸製鋼 | 後藤 翔太 | T | 28-12 |
42分 | 神戸製鋼 | 森田 恭平 | G | 28-14 |
後半 | チーム | 選手 | 種類 | 得点 ヤマハ-神戸製鋼コベルコスティーラーズ |
20分 | 神戸製鋼 | 金武 貴之 | T | 28-19 |
21分 | 神戸製鋼 | 森田 恭平 | G | 28-21 |
23分 | 神戸製鋼 | 村上 正幸 | T | 28-26 |
23分 | 神戸製鋼 | 森田 恭平 | G | 28-28 |
27分 | ヤマハ | 大西 将太郎 | PGx | 28-28 |
39分 | 神戸製鋼 | 森田 恭平 | PG | 28-31 |
ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)
川監督コメント
今日も、大勢のヤマハのファンや磐田の方に来ていただいたことを、本当に感謝しています。こういうゲーム展開になってしまい、非常に申し訳ないという気持ちが大きいです。ヤマハが目指しているラグビーとして、今日のゲーム、特に前半はアタック、ディフェンス共によかったと思います。ただ、この先改善しな ければいけないのはペナルティ。ビデオで詳細を確認していきますが、あれだけ多いとリズムにのることができません。レフリーに合わせ、ペナルティ時のマネジメントをしっかりとやりながら、次の三菱戦に向け、いい準備をしたいと思います。そして自分達のラグビーを信じて、残り4試合を戦います。