日本選手権大会 第3戦 - 試合日程・結果

2回戦では大学チャンピオンの関東学院大を破り、2年ぶりに日本選手権準決勝へ駒を進めたヤマハ発動機ジュビロ。待ち構えるはトップリーグ3連覇を達成した東芝ブレイブルーパス。
朝からの激しい雨でぬかるんだグラウンドコンディションの中、準決勝はキックオフ。前半4分に東芝のウイング、吉田選手に先制トライを奪われ、ゲームの主導権を握られます。「東芝の選手はすべての点において、我々よりも上回っていた」と堀川監督も唇をかみ締めます。前半だけで4トライ奪われ、ジュビロは無得点のまま0－28でハーフタイム。
後半は大田尾選手のトリッキーなパスからウィリアムス選手が右コーナーに飛び込んで反撃のトライを奪います。続けて密集からフェヌキタウ選手も東芝ゴールに飛び込みますが、これはトライと認定されず、リズムをつかめないまま時間が過ぎていきます。村田選手を投入し、流れを呼び戻したいジュビロでしたが、東芝の勢いを止めることができず、10－47でノーサイド。今シーズンの成績をトップリーグ3位、日本選手権ベスト4とし、今季の日程を終了しました。
木曽キャプテン「昨年に比べて我々は成長してきているとは思いますが、まだまだ日本一を狙うだけの力にはなっていませんでした。東芝はキーマンとなる選手が不在でしたが、遜色なく全員がまとまっていました。そこがチームとしての強さだと感じました。来期に向けて良い目標が見つかりました。今後とも応援のほど宜しく御願いします」