好評のフィッシングボートに新型高出力船外機を搭載　「YF-24 F200」新発売

2013年3月1日発表

　ヤマハ発動機株式会社では、優れた走行性能と快適性、釣り機能性を併せ持つフィッシングボート「YF-24」に200馬力の4ストローク船外機のニューモデル「F200F」搭載し、2013年4月1日より新発売します。
　「YF-24」は、幅広の船体に精悍なスクエアバウと流れるような曲線で構成されたシャープかつボリューム感のある外観デザイン、高い風流れ抑止性能と優れた乗り心地で定評のある「W.T.B.（ウェーブ・スラスター・ブレード）」や横安定性を向上させる「A.R.B.（アンチ・ローリング・ブレード）」など、当社独自の技術が投入されたフィッシングボートの人気モデルです。「YF-24 F200」は、これに一部改良を加え、最新の4ストローク船外機「F200F」を搭載し、スピード性能を一段と高めた新バリエーションとして発売します。

法定安全備品類他の価格には、エンジン関係諸費用・法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。

開発背景

　当社ではユーザーの多様なフィッシングスタイルに対応し、多くのフィッシングボートをラインナップしていますが、なかでも「W.T.B.」「A.R.B.」など独自の技術を投入した「YF-24」は2011年の発売以来、高い釣り機能性や乗り心地、さらにマリーナなどでの保管・係留費用を考慮し、船外機を含めた全長を8m未満としたことなどが高く評価され、当社のフィッシングボートラインナップの中核を担っています。
　このほど発売する「YF-24 F200」は、新開発した200馬力の4ストローク船外機「F200F」を搭載した新バリエーションで、スピード性能、加速性能のさらなる向上が実現しました。
　なお、流し釣りに威力を発揮するフィッシングサポートリモコンを標準で搭載する「YF-24 F200-FSR」もラインナップします。

主な特長

最新の200馬力4ストローク船外機の搭載でスピード性能が向上

　高レベルの軽量･コンパクト化を実現した新開発の4ストローク船外機「F200F」を搭載し、スピード性能を大幅に向上させました。

機能性を向上

　エンジン状態、航走状態、警報や点検メッセージなど多様な情報をメーターに表示して知らせ、使いやすさを向上させたコマンドリンクシステムを採用しました。
　オプションの取り外し式ベンチシートに背もたれを追加し、安心感を高めたほか、イケス開口部のスケールを拡大し、使いやすさを向上させました。

独自技術を投入、釣りやすさを追求した艇体

　リバースチャイン（幅広で下向きの角度をつけたチャイン形状）とサイドスポンソンなどを組み合わせた独自の「A.R.B.」や専用のW.T.B.の採用することで卓越した乗り心地、釣りのしやすさを追求しています。
　個性的なデザインのスクエアバウを採用。バウデッキの有効面積を拡大し釣りやすさを向上させたほか、大きなバウフレア（船首部の広がり）により、波落とし効果を大幅に向上させています。
　全周で釣りが楽しめるウォークアラウンドタイプのデッキレイアウトを採用。一定のブルワーク高さを確保し、立ち姿勢での釣りや、前後デッキ間の移動時などに安定感、安心感を提供します。
　機能的に配置されたコクピットには、10インチのGPS魚探、7インチのレーダーなど大型の航海計器を設置可能なスペースを確保。
　広々としたキャビンをはじめ、キャビンフロアー下やスターンデッキなど各所に収納スペースを配置。さらに、スターンレールやオフセットスパンカーなど釣り機能性をさらに高める豊富なオプションを用意しています。

側面図、デッキレイアウト図　※オプション装備品を含む

主要諸元