スーパーチャージャー付きエンジンを搭載したフラッグシップモデル　「MJ-FX Cruiser SHO/MJ-FX SHO」　新開発

2008年3月1日

700隻/2008年度（2機種合計）

●

法定安全備品類他の価格には、法定安全備品類（ライフジャケット；定員数含む）・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。

●

新開発の4ストロークスーパーチャージャー付きエンジン

1,812cm³、直列4気筒、DOHC4バルブ、スーパーチャージャー付きPWC専用4ストロークエンジンを新開発しました。スーパーチャージャーユニットは、小型で静粛性が高い遠心式を採用。また、当初からスーパーチャージャーの搭載を前提に開発したことで、PWC（パーソナルウォータークラフト）のエンジンに求められる軽量・コンパクトを実現したほか、無鉛レギュラーガソリン指定ながら210馬力という高出力、優れた出力特性を発揮します。

●

新素材「ナノエクセル」を採用した新設計の艇体

高い強度と、平滑で美しい塗装面を併せ持ち、マリンジェットの艇体材料として使用されるSMC（シート・モールド・コンパウンド）工法によって作られた不融和ポリエステル樹脂に“ナノ・テクノロジー”を採用し、改良を重ねた結果、従来比で約25%の軽量化を達成した新素材「ナノエクセル（NanoXcel）」の開発に成功しました。これにより、走行時のトップスピードやパフォーマンスを向上させるとともに、燃料の消費削減を実現しました。

●

快適性を追及した船上装備

ライディングスタイルに合わせて調整可能な「アジャスタブル・チルト・ステアリング」、走行時のマシンの姿勢を制御する「Q.S.T.S.」^*、水中からの再乗船を容易にする「リボーディングステップ」などの標準装備により、快適性を高めました。さらに、「MJ-FX Cruiser SHO」では、フィット感に優れたクルーザーシート、レイズドハンドルバー、フットステップからなる三点支持により、ライダーの疲労を軽減し、快適な乗り心地を実現するヤマハ独自の「3ポイントコンタクトシステム」を採用しています。

*Q.S.T.S.;クイック・シフト・トリム・システム＝左ハンドルのトリガー操作で走行に応じたトリム（走行姿勢）の調整を簡単に行える。

●

ライディング時の負担を軽減する新機能

長距離クルージングや、トーイング時の微妙なスロットル操作を解消し、任意のスピードを保つことのできる「クルーズアシスト」機能、また、アクセル操作による速度調整から開放され、岸辺や河川、港湾など徐行エリアの設定されているゲレンデで安定した低速航行を可能とした「ノーウェイクモード」機能を搭載。さらに、後進時のエンジン回転数を制御し、効率的な後進性能を発揮する「リバース・トラクション・コントロール」機能も採用しています。

●

優れた環境性能

燃焼効率の高い新設計の4ストロークスーパーチャージャー付きエンジンは「Y.E.M.S.（ヤマハ・エンジン・マネージメント・システム）」により燃焼状態をトータルに管理。最適な出力特性とクリーンな排気ガスを両立するほか、「Y.S.S.S.（ヤマハ・サウンド・サプレッション・システム）」の採用により、4ストロークエンジン本来の静粛性をさらに高めました。

MJ-FX Cruiser SHO

MJ-FX SHO

3.37m

1.23m

1.24m

1.16m

381kg

376kg

3名

70リットル

4.3リットル

1,812cm³

154.5kW（210ps）

水上オートバイ特殊基準航行区域

お客様相談室（国内専用窓口）

受付時間：9:00～12:00 / 13:00～17:00　月～金曜日（祝日、弊社所定の休日等を除く）