特機製品の製造会社「創輝株式会社」の社名変更　および　緩衝機器事業の独立・分社化について

　ヤマハ発動機株式会社の100％子会社でATV(四輪バギー)やゴルフカー、発電機などヤマハブランドの特機製品および緩衝機器（二輪車等のサスペンション等）の製造を行っている創輝株式会社(所在地：静岡県掛川市、代表取締役社長：馬淵喜勇、以下：創輝)は、2006年1月1日より、社名を『ヤマハ モーター パワー プロダクツ株式会社』に変更します。
　また、この社名変更と併せて、創輝の持つ緩衝機器事業を2006年1月1日より同社の100%子会社として独立・分社化し、社名を『創輝H・S株式会社（所在地：静岡県掛川市、代表取締役社長：馬淵喜勇）として事業を開始します。

　創輝は、ヤマハブランドの発電機やゴルフカーといった特機製品と二輪車等の緩衝機器の製造を行っていた株式会社昌和製作所とヤマハブランドのATVや二輪車の組立てなどを行っていた株式会社榛葉シボリ製作所が1988年に合併しスタートした会社であり、本年6月に株式交換によりヤマハ発動機の100％子会社となりました。創輝は、掛川市の本社工場でヤマハブランドのATV（四輪バギー）、ゴルフカーなど特機製品の製造を行うとともに、沼津工場では、二輪車のサスペンションなど緩衝機器の製造を行っています。

　この度の社名変更は、ヤマハブランドを冠した社名により、ヤマハ発動機グループとしての認知向上と一体感向上を目的としたものです。
　また、『創輝H･S株式会社』の設立は、緩衝機器事業を独立・分社化することにより、緩衝機部品コンポーネント製造・販売に特化し、事業競争力の更なる強化を目指すものです。なお、同社の初年度（2006年）の売上は72億円を計画しています。

※『創輝H・S株式会社』の“H・S”は、Hydraulic System（油圧機器）の略です。