"Super Float"FOAMAPを採用したマルチパーパス・ボート　ヤマハ「AEROSPORTS 21」新発売

　ヤマハ発動機株式会社では、ウェイクボードやボートフィッシング、ファミリークルージングなど、様々なウォータースポーツやレジャーを楽しむことのできるマルチパーパス・ボート「AEROSPORTS 21」（エアロスポーツ）を開発し、2005年4月1日より新発売します。
　「AEROSPORTS 21」は、艇体に独自の一体成型三重構造「FOAMAP（フォアマップ）」を採用し、最高レベルの不沈性 “Super Float”（スーパーフロート）を目指したニューモデル。1995年にデビューし、ベストセラーとなった人気モデル「SRV20」のコンセプトを継承し、デッキレイアウトはセンターウォークスルータイプを採用しました。また、オープンタイプのデザインで開放的な走行感が特長となっています。
　当社では2月10日（木）から13日（日）までの4日間、千葉市の幕張メッセで開催される第44回東京国際ボートショー（主催：社団法人 日本舟艇工業会）のヤマハブースに「AEROSPORTS 21」を展示します。

　「AEROSPORTS 21」は、ヤマハ発動機の舟艇製造技術の核となる、最高レベルの不沈性“Super Float”「FOAMAP」を採用したマルチパーパス・ボートです。当社ではこれまでにもヤマハSRVレンタルボートクラブをはじめ、様々なマリンレジャー普及活動に取り組んできました。「AEROSPORTS 21」は一般の販売の他、ヤマハSRVレンタルボートクラブへの導入も視野に入れ、今後、新たにボートを始めよう、乗ってみたい、といった新規のファン層にとって、安心して楽しめる製品として開発しました。
　安心感の面では、「FOAMAP」の採用によって、万が一、艇体が開孔し、浸水しても、自走で航行できるほどの充分な浮力を確保しました。また、ドライバーズシートから全周を見渡せるオープンタイプとし、離着岸時において操船がしやすく、開放感のある走行を楽しめるようにしました。さらに、クルージングやフィッシング、ウェイクボードなど、さまざまなウォータースポーツやレジャーに対応する機能性をあわせ持っています。

　高密度ウレタンとFRPによる一体成型三重構造「FOAMAP」を採用。最高レベルの不沈性 “Super Float”を実現し「安心感」を提供します。また、剛性が高いことから振動を抑え、三重構造のため波がハル（艇体）を叩く音が伝わりにくいなど、快適性を提供します。

　大きなチャイン幅を持つ、フラットキール（平底）と「W.T.B.」（ウェーブスラスターブレード）を組み合わせた新船型を採用しました。これによって安定性と風流れ抑止性能の向上をはかり、フィッシングをはじめ様々なマリンレジャーを快適に楽しめます。また、走行時におけるスムーズな着水感、波切り感が得られるなど乗り心地も向上させました。

　スタイリッシュなオープンタイプのデザインを採用しました。視認性が高まり、初心者でも離着岸がしやすく、また走行時に爽快感を得ることができます。さらに、前後のデッキ間を往復しやすいセンターウォークスルーを採用するなど、開放的なスペースによって乗船者同士のスムーズなコミュニケーションを実現しました。広いデッキには計6人分の座席を確保しました。

　オプションでオーニング付きのウェイクタワーを取り付けることで、トーイングボートとしても充分な性能を発揮します。また「W.T.B.」の採用や大型イケスの設置などにより、釣り機能性を高めました。さらにオプションでマリントイレの設置を可能とし、女性や子供が安心して、快適にボーティングを楽しむことができる装備を設定しました。

メーカー希望小売価格例（艇体・エンジン＋限定沿海セット価格）

AEROSPORTS 21 F60

２,５８３,２１０円

（本体価格２,２７０,０００円＋法定安全備品他価格１９０,２００円）・消費税１２３,０１０円

AEROSPORTS 21 F90

３,１５６,７２０円

（本体価格２,７９５,０００円＋法定安全備品他価格２１１,４００円）・消費税１５０,３２０円

●法定安全備品類他の価格には、エンジン関係諸費用・法定安全備品類・進水諸経費などを含み、オプション・検査登録関係諸費用などは含まれておりません。