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YAMAHA PRESS INFORMATION

2003年10月22日発表

DIVIDE (参考出品車)



全長×全幅×全高
原動機
定格出力

1,485mm×550mm×1,010mm
永久磁石型同期電動機
0.58kW

 

 Passolの基本技術をベースに、EVゆえに可能なパッケージングに加え、コミューターの基本機能以外の新しい価値観を提唱するモデルです。コンセプトは“メタルアート・コミューター”。その個性的なデザインが新しい価値観を象徴します。モーターの駆動力を用いスイッチ操作で電動式の折りたたみが可能です。また、たたんだ状態での押し歩き対応設計などが特色です。二輪車は駐輪場・・・・といった概念を越え、リビングを飾る“オブジェ”の楽しさを広げます。EVの可能性をアートに提案しています。



Pocke (参考出品車)



全長×全幅×全高
原動機
定格出力

1,350mm×550mm×915mm
永久磁石型同期電動機
0.58kW

 

 “マルチファンクション・コミューター”を提案するEVです。折りたたみ式ハンドル&フートレスト、アルミ製五角形フレーム、サウンドコンテンツからダウンロードする事により楽しめる操作音設定、小型充電器やスペアバッテリーも収納できるユーティリティースペースなどの多機能を、四輪車にも積載可能なミニマムサイズに凝縮しました。960mmのショートホイールベース(現行Passol比で-80mm)、10インチ前輪タイヤを採用しています。



Passol L (参考出品車)



全長×全幅×全高
原動機
定格出力

1,470mm×600mm×980mm
永久磁石型同期電動機
0.58kW
固定式バッテリー

 

 エレクトリックコミューター、「Passol」の基本機能をもとに固定式バッテリーとすることで容量を拡大し、航続距離をアップしたモデルです。「Passol」同様のコンパクトボディに充電器を装備し、100V電源があれば、どこでも充電が可能となっています。ユニーク形状のフラッシャーランプ、マルチリフレクターヘッドランプ、LEDテールランプ、の採用が特徴です。



FC06 (参考出品車)



全長×全幅×全高
原動機
定格出力

1,550mm×590mm×970mm
永久磁石型同期電動機(燃料電池)
0.58kW

 

 出力500W級の直接メタノール型燃料電池(DMFC)ユニットを原付1種サイズに具現化、Passolベースのモーターを駆動するFCコミューターです。コンパクトな車体に環境対応性能と十分な航続距離を両立させ、近未来のライトビジネスユースを提案します。燃料は取り扱い容易なメタノール水溶液。GPSナビゲーション、カメラによる後方確認機能も備えました。 300WのACアウトレットも備え、アウトドアや災害時の電源供給にも対応します。
 燃料電池は、自動車用からパソコン用まで様々な仕様が研究・実用化されていますが、この中でDMFCは水素を燃料とするPEFCなどに比較し、スペース効率に優れる点、改質器が不要なので軽量化が可能という点が注目されています。また原付1種級の二輪EVの実用走行時に必要な平均消費電力=数百ワットを確保する場合、PEFCに比較してコンパクト設計が可能となることも特色です。このDMFCの特徴を適用し、十分な航続距離をもつ二輪EVパーソナルビークルを提唱するのが「FC06」です。燃料のメタノールは可燃性液体ですが、一定の濃度以下の水溶液は一般市場に流通しており、ガソリンや灯油よりも扱い易いのが特徴です。燃料として市場に流通されるためには環境整備が必要ですが、大規模なインフラ整備を待たなくとも実用化に適した物質と言われています。


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