斬新なスタイリングの小型ファミリークルーザー　ヤマハ「ベルフィーノ(Belfino)」 新発売

　ヤマハ発動機株式会社では、斬新なスタイリングとクラスを超えたボリュームを持つ20フィート（約6m）のファミリークルーザー「ベルフィーノ」を3月1日より新発売します。
　「ベルフィーノ」は斬新な外観に加え、これまでにないキャビン・レイアウトと、このクラスとしては初めて個室のトイレルームを設定したほか、大容量の収納スペースを各部に設け、ファミリーを中心とした多彩な使い方に対応する多目的ボートとなっています。また、ヤマハ独自の新しい船型を採用し、凌波性・走航性・静止安定性を高い次元でバランスさせました。
　パッケージ船外機は2ストローク50馬力、4ストローク60、80馬力の3種類を用意し、ユーザー選択の幅を広げています。

・斬新な外観デザインにマッチした大型ハードトップ
　ボリューム豊かな艇体にマッチする斬新なデザインの大型ハードトップを装備。ヘッドルームは1.76ｍと十分にあり、夏の日射しを防ぎ、冬場や降雨といった条件の悪いときでも快適にマリンプレイを楽しめます。

・20フィートクラス初。個室トイレルームを設定
　20フィートクラスでは初めて、操縦席前に個室のトイレルームを設定し（ポータブルトイレがオプション）、長時間にわたる釣行や女性・子供の乗艇に対応しました。また、座席は反転タイプのドライバーズシートと3名用スターンシートの計5名分が用意され、リラックスした団欒を楽しむことができます。（50馬力船外機仕様は計4名分）

・充実した収納スペース
　艇体の5ヶ所に大型の物入れスペースをレイアウトし、収納性を高めました。後部デッキの収納スペースはイケスとして利用することもできます。

・海上での安心感に配慮
　船首でのアンカリング作業は、バウハッチから体を出せるようにして体のホールド性を向上させました。サイド通路の幅は広く、また高めのブルワークを採用するなど、海上での安心感向上に配慮を加えました。

・新船型を採用。走航時の衝撃を緩和
　乗りやすさに定評ある「23ルネッサ」「24シエスタ」の船型をさらに改良し、凌波性、乗り心地と静止安定性、操縦性を高次元でバランスさせたヤマハ独自の新船型を採用。従来の同クラスのボートに比べ、乗員が感じる衝撃を大幅に低減し、長時間乗っていても疲れにくい快適な走行性を実現しました。
　2.27mの船体幅はクラス最大で、静止安定性・横安定性が非常に高くなっています。釣りでもファミリーでの使用でも安心して楽しむことができます。

・高度な不沈性と艇体剛性
　艇体内部の構造体には浮力体を充填しており、不沈性を高めるとともに、艇体の強度・剛性の向上を図っています。剛性についてはFEM解析（コンピュータを利用した構造計算）による強度計算と航走耐久テストによる実艇検証を実施し、十分な強度を確保しました。

・低燃費でクリーンな4ストローク船外機をパッケージ
　エンジンは2ストローク50馬力、4ストローク60馬力あるいは80馬力の3種類の船外機から選択可能となっています。