充実装備とニッケル水素バッテリー搭載でアシスト航続距離84km※を実現(※１充電あたり／平坦路・エコモード使用時)　ヤマハ電動ハイブリッド自転車 『パススマイル U MHスーパーデラックス』新発売

　ヤマハ発動機(株)は、昨年1月の発売以来、滑らかな走行性と軽量ボディで人気の電動ハイブリッド自転車「パススマイル」シリーズに『パススマイル U MHスーパーデラックス』を追加設定し、2002年2月15日より発売します。
　本商品は、蓄電量の多いニッケル水素バッテリーの搭載で、1充電あたりのアシスト航続距離84km(1充電あたり・平坦路・エコモード使用時)を実現しました。また2段変速やリアキャリアなどの装備を充実させた『パススマイルMHスーパーデラックス』をベースに、乗り降りしやすい低床の「U型」形状フレームを採用したモデルとなっています。

　優れた走行距離のほか、(1)ハロゲン球の「バッテリーランプ」やスタンドがけが軽く行なえる「かるっこスタンドII」などの充実装備、(2)アルミやステンレスパーツの多用による軽量化と高品質が特徴です。なお、カラーリングには気品と温かみのあるウォームシルバーを採用しました。

　'94年の初代ヤマハ「パス」発売以降8年、その後各社からの新規参入もあり電動ハイブリッド自転車の国内市場は '01年4月で累計総出荷100万台を超えました。現在ヤマハ「パス」は電動ハイブリッド自転車の代名詞として、広く若年層、主婦、年配者から支持され、また、地球環境保護気運の高まりを背景に官庁用や業務用、レンタサイクルなど、広汎に利用されています。またPASユニットの小型軽量化や、バッテリー性能の向上などで、年々商品性も向上しています。

アシスト航続距離84kmを実現したニッケル水素バッテリー採用
　バッテリーにはニカドバッテリーに比べ、140％のバッテリー容量を持つ大容量7Ahニッケル水素バッテリーを採用。これにより1回充電当たりの平坦路連続の走行距離は、従来(ニカドバッテリー使用車)の40kmから56km(エコノミーモードでは84km)となります。

充実した装備
　(1)ハンドル手元で操作がしやすい「Hi」「Lo」2段変速、(2)手元スイッチでラクラク点灯できる低速時でも明るい24V-10Wハロゲン球の「バッテリーランプ」、(3)スタンドがけが軽く行なえる「かるっこスタンドII」、(4)操作性を向上させ1つのキーでバッテリーと車両の2つのロックができる、「1キーWロック」の頑丈サークルロック、(5)買物に便利なリアキャリアなどの機能や装備も標準装備としました。

乗り降りしやすい低床の「Ｕ型」形状フレーム
　(「パススマイルU」と同様の特徴)
　スカート着用時でも乗り降りしやすい低床の「U型」形状フレームを採用。シートパイプ軸部とペダル中心軸を同一線上に配置し、通常の自転車同様の良好なこぎやすさを実現しています。

ステンレス・アルミの多用により品質・防錆性が大幅にアップ
　(「パススマイルU」と同様の特徴)
　ハンドルバーやハンドルポスト、シートポストにはサビに強いステンレスパーツを採用。軽量化とともに品質の向上を図りました。

小型・軽量“リアハブパワーユニット”の採用
　(「パススマイルU」と同様の特徴)
　“リアハブパワーユニット”と呼ぶ小型モーターを後輪の軸受け部に内蔵する設計を施しました。また、これに合わせ従来ペダル付近に集中していたモーター部（パワーユニット）と制御系パーツ部をそれぞれ独立配置しています。
　パワーユニットには、強力なネオジウム磁石採用の小型モーターを使用。小型軽量エンジニアリング・プラスチック・ギアの採用、およびブレーキ部品の内蔵化により小型設計を実現、同時にボディの軽量化も達成しました。さらに、チェーンを媒介とせずモーターが直接後輪をアシストするので、滑らかなペダリングが可能となっています。
　一方コントロールユニットとトルクセンサーも小型設計を施し、車体中央部に配して前後の荷重比を4：6とし、バランスの良い操作性を実現しました。

I.F.E.S.準拠のインテリジェントバッテリー
　(「パススマイルU」と同様の特徴)
　バッテリーの残量を、7つのランプできめ細かく表示、充電時期を判断する自動リフレッシュ機能をもつバッテリーマネジメントシステム「I.F.E.S.（Intelligent Flexible Energy System）」準拠の“インテリジェントバッテリー”を採用。車体からの脱着性にも優れています。