トヨタ自動車（株）、ヤマハ発動機（株）、業務提携強化へ　あわせて、トヨタとヤマハグループは資本提携

　トヨタ自動車（株）(以下、トヨタ　社長： 張 富士夫氏)とヤマハ発動機（株）(以下、ヤマハ発動機　社長： 長谷川 武彦)は、(1)車両用エンジンの開発・製造事業、(2)モータースポーツ事業、(3)マリン事業　の３つの事業分野において業務提携を強化することで、本日合意しました。

　両社は1967年発売の「トヨタ2000ＧＴ」※を共同開発して以来、高性能エンジン及び周辺機器の開発・生産を始めとした幅広い分野において密接な協力関係を築いてきています。 今回の業務提携強化により、この協力関係をさらに深め、お互いの経営の自主性を尊重しながら一層の事業成長につなげたい考えです。

　なお、各事業分野における具体的な提携内容は今後両社で検討していく予定です。

　さらに、今回の業務提携強化に併せ、トヨタ及びヤマハ（株）(以下、ヤマハ　社長： 石村 和清氏)、ヤマハ発動機間での資本提携を行うことを合意しました。
　トヨタはヤマハ発動機の株式総数（潜在株式調整後）の5％にあたる1,250万株をヤマハから取得します。これにより、トヨタはヤマハ発動機の第２位の出資会社となります。
　また、ヤマハおよびヤマハ発動機がそれぞれトヨタの株式50万株を市場から取得します。
　これにより、ヤマハグループではトヨタの株式を計100万株保有することになります。

※1967年５月発売。最高速度220kmのトヨタ初の本格的なグランドツーリングカー。
搭載したエンジン「３Ｍ型」（DOHC 1988cc、150馬力）はトヨタとヤマハ発動機で共同開発し、ヤマハ発動機が生産。