重い荷物の運搬業務にも最適なタフネスモデル！　ヤマハ『PASビジネス』新発売

　ヤマハ発動機（株）では、重量物やたくさんの荷物を積載しても安心して走行できる、PASシリーズの業務用ニューモデル「PASビジネス」を、9月4日（土）より 本体価格107,800円で発売します。本モデルは、自転車の車種として日本工業規格（JIS） が規定している＜実用車＞を基準に開発したもので、総重量として30kgまでの積載 が可能となっています。
　本モデルの発売により、ヤマハPASシリーズは全10タイプ14車種のラインナップとなります。なお本モデルはブリヂストンサイクル（株）との共同開発によるものです。

ヤマハ『PASビジネス』

　ヤマハPASシリーズは、現在、個人ユーザーだけでなく、業務用としても様々な分野で利用されており、「上り坂やこぎ出し時のペダリングが軽い」、「長距離の移動が楽」、「たくさんの荷物や重いものを載せても快適に走行できる」、「環境にやさしい」等の理由から、業務ユースとしての利用範囲が広がりを見せています。その中で、配送をはじめとする運搬業務において、より重量のある荷物を積載できるモデルが求められており、これらのニーズに応えるかたちで開発したのが「PASビジネス」です。
　本モデルは、日本工業規格が分類する自転車の車種の中で、総積載重量が30kgである「実用車」を基準に開発を行ったもので、フレームや車輪まわりの強度を向上させ、高い耐久性を実現。また、大型リアキャリアや、立てやすく安定性の高い両足スタンドを標準で装備するなど使い勝手にも大きく配慮。さらに、サイドスタンドや大型フロントバスケットといった利便性をアップさせるオプションも用意しています。

　メインフレームは、パイプの肉厚を厚くし、またフロントフォークはパイプ径をアップしました。さらにリヤ部にクロスチューブを採用することによって、フレーム全体の高い強度を確保。JISの実用車の条件である30kgの積載重量を確保するとともに、重量物の運搬業務における高い耐久性と信頼性を実現しました。

　大型で高強度の折り畳み式リアキャリアを標準装備。重量物やたくさんの荷物でも積載しやすく、繰り返しの使用に対しても優れた耐久性を実現しました。

　新開発の業務用両足スタンドを採用。たくさんの荷物や重量物を積載したままでも簡単にスタンドを立てたり外したりすることができるとともに、スタンドを立てた際の高い安定性を実現しました。

　前後タイヤには、太い24インチ×1・3/4サイズを、スポークにはフロントが＃13、リヤには＃12の太くて強いものを、さらに前輪のハブ軸には径をアップさせたものを採用し、重量物を積載して走行する際の耐久性と安定性を確保しました。

　ハンドルの回転をロックできるクルピタを装備。これにより、フロントバスケットに重量物を載せたまま停車する際にハンドルが切れ込むのを抑制しました。操作性にも配慮し、ダイヤル式のスイッチを、ハンドルポストの操作しやすい位置に設置することによって、＜ロック⇔解除＞の切り替えを、業務に支障なく簡単・確実に行うことができます。

　 ＜ニュー・パス＞＜ニュー・パスDX＞＜ニュー・パス MHスーパー＞＜パス スーパーカーゴ＞に搭載され好評のエコノミーモード付ドライブユニットを採用。この「エコノミーモード」は、平坦路や緩い坂道等を走行するといったアシスト力が比較的小さな時に、バッテリーの使用電流を節約するもので、アシスト電流が通常の50％となります。また坂道や重い荷物を積載して走行するといったアシスト力を多く必要とする際には、通常のアシスト力でより楽に漕げる「標準モード」で走行するというように、走る条件に応じてユーザー自身が自由にアシストモードを選ぶことができます。またオプションとして、たっぷり積めて出し入れしやすい業務用大型フロントバスケット、及び安定性と耐久性が高く、頻繁な駐輪に便利な業務用サイドスタンドを設定しました。