フィシングボートの人気艇に4ストローク船外機仕様登場　ヤマハ『フィッシングメイト23カディ／F100A』新発売

　ヤマハ発動機株式会社では、4ストローク船外機・F100A（100馬力）を搭載し『フィッシングメイト23カディ／F100A』を11月より発売いたします。

『フィッシングメイト23カディ／F100A』

　「フィッシングメイト23カディ」は本年8月発売のニューモデルで、和船船型を採用した優れた走行性能と釣り時の静止安定性はそのままに、充分な収納スペースを持ち、仮眠スペースとしても利用できる新設計のカディを備えています。
　この度発売いたします『フィッシングメイト23カディ／F100A』は、フィッシングメイト23カディに本年9月に発売開始いたしました4ストローク船外機「F100A」をパッケージで搭載したニューバージョン艇です。

　新設計のカディは波しぶきや風雨から乗船者を守り、釣りをいっそう快適にするとともに、内部は余裕のある高さ・広さを確保し、充分な収納スペースに加え、オプションとしてロッドなどの長尺ものの収納設備、トイレなどが用意されています。
　船型は比較的大きな（角度のある）船首船底のV型状と、船尾船底のフラットなキール型状の効果で、波の中でも走りやすく、さらに停泊時の静止安定性を両立させています。
　フィッシングメイト23カディに4ストローク船外機『F100A』を搭載することにより、4ストロークの利点である「低騒音」と「低振動」が、高性能な船体とあいまって、より快適な釣行を可能にしました。また「低燃費」がもたらす経済性と「高出力」による高いスピード性能によって、より遠くへ足を延ばすことができます。

　『フィッシングメイト23カディ』は、この度発売いたしますF100A搭載バージョンを含め、２バリエーションとなります。

※価格は、エンジン付、法定安全備品別、消費税別

　経済の好不調による影響にさほど関わらず、釣り市場は微増ながら拡大して日本の釣り人口は約2,000万人となっています（1998年版「レジャー白書98」：余暇開発センター）。この数字は「ジョギング・マラソン」や「水泳」に次ぐものです。
　また当社のボート免許教室受講者を対象に行ったアンケート調査では、免許取得の目的に「フィッシング」をあげる人が全体の30％で最も多く、97年にスタートしたヤマハSRVレンタルボートクラブの利用目的でも「フィッシング」が約50％を示し、釣り人気を裏付けています。
　このように釣り人気に比例して、ボートフィッシングも年々盛んになっており、餌釣りからルアー（擬似餌）での釣りなどを含め、女性の参加も増加し文字どおり老若男女のレクリエーションとして定着しています。
　また、ボートにセットする２ストロークが主流の船外機の市場にも、クリーンな排気ガスと低燃費であることを求めるユーザーが増えてきています。この度発売いたします『『フィッシングメイト23カディ／F100A』は、こうした市場の多様なニーズにお応えする商品です。