通勤用途等で快適な走行性を実現したパワフルスクーター　ヤマハスクーター「グランドアクシス100」新発売

　ヤマハ発動機（株）は、発進加速性能に優れる101cc2サイクルエンジン搭載のニューモデル、ヤマハスクーター「グランドアクシス100（YA100）」を'98年9月20日より新発売します。
(1)10馬力の高出力エンジン、(2)安定性に優れた12インチホイール＆ワイドタイヤとロングホイールベース、(3)盗難抑止機構「Ｇ－ＬＯＣＫ」機構、などの採用により、通勤、市街地用途での優れた走行性、快適性、盗難抑止機能を含む利便性、などを実現しています。

ヤマハスクーター「グランドアクシス100」（YA100）ヤマハ　スポーツ「ドラッグスター２５０」

　国内の原付2種（51cc以上125cc以下）スクーターは、各社からモデルが投入され年間5～6万台で推移しています。需要の中心は、2サイクルの90～100ccモデルで約4分の3を占めています。支持されている理由は、手頃な車格、経済性、交通環境への適合性、などによるものです。用途は「通勤・通学」や「自動車の代りに買い物に使用する」といったケースが多く、ユーザーに占める四輪免許保持者数も85％を超えています。（ヤマハ調べ）

　このほど発売の「グランドアクシス100」は、上記背景に踏まえ、"快適な通勤ライフを実現するパワフル原付2種スクーター"を提唱するモデルで、(1)優れたエンジン性能と、(2)安定したフットワーク、(3)優れた実用装備の数々など、現代の原付２種スクーターへのニーズを斬新なスタイルに具現化したモデルとなっています。

※なお、本モデルの生産は、ヤマハ発動機(株)のヤマハ海外工場「台湾ヤマハ」にて行なっています。

　発進加速性能、登坂性能、現代の原付2種スクーターに要求されるニーズを具現化した10馬力エンジンを搭載しました。Vベルト式無段変速機構との相互効果で、滑らかかつ機敏な走行性を実現しました。

　前後に12インチホイールと大径ワイドタイヤを採用しました。また、1275㎜のロングホイールベース（現行「アクシス90」は1170mm）との相乗効果により、ゆったり感があり安定性に優れる走行性を生み出しました。また、フロントフォークは、クッション性と軽快なハンドリングを両立させるテレスコピック型を採用しました。

　コンパクトボディながらも、フラットで広いフートスペースを確保し、同時に着座面積の広いシートを採用して、自由度のある乗車姿勢とタンデム走行時の快適性を確保しました。

　昨秋発売の「ジョグ」に採用して好評の「G－LOCK」システムを採用しました。従来のハンドルロック一体メインスイッチを継承しながら、これと別系統のワンタッチ操作で①キー穴のシャッターロックと②後輪ロックが出来るヤマハ独自の機構です。

　 この他、(1)ヘルメット収納プラスアルファのヘルメットボックス、(2)見易い大型メーターパネル、(3)油圧式フロントディスクブレーキ、(4)サイクルロック（別売専用タイプ）収納スペース、(5)ヘルメットホルダー2個、(6)一体型アルミダイキャストキャリア、(7)6.5国蝸e量燃料タンク、(8)35／36.5wハロゲンヘッドライトなどを採用しました。