ボリューム感アップで大型バイクイメージを強調　ヤマハスポーツ『ＸＪＲ４００Ｒ』マイナーチェンジについて

　ヤマハ発動機（株）は、空冷４サイクルDOHC並列４気筒400ccエンジンを搭載したネイキッドモデル、ヤマハスポーツ『XJR400R』について１）外観デザインの変更（燃料タンク、サイドカバー、テールカウル）、２）新作メーター採用、３）マルチリフレクター式テールライトの採用などでマイナーチェンジを行い、'98年6月10日より発売します。

ヤマハスポーツ「ＸＪＲ４００Ｒ」

　国内の400cc市場は、昨年の大型二輪免許取得制度改定の影響などを受け、やや微減傾向で推移しており、昨'97年の需要も約５万３千台に留まりました。この中で、ヤマハスポーツ「XJR400R」は、'93年の初代モデル登場以降、同市場での人気モデルとして市場を牽引しています。
支持される理由は「高性能空冷エンジンの採用」「楽しい走行性能」「バイクらしい外観」「品質感ある車体」などによるものですが、市場では、より存在感あるデザインや、実用機能を求める声が多くなっています。
今回のマイナーチェンジにあたっては、"パワフルネイキッド"をテーマにデザインの変更および実用機能の充実を図り、ボリューム感溢れる力強い新ネイキッドスタイルを達成、商品性向上を図りました。なお、安定した減衰力が特色の≪オーリンス≫製リアサスペンション、及び制動力と扱い易さに優れたフロントブレーキの≪ブレンボ≫製キャリパーは、従来モデル同様標準装備となっています。

　ビッグバイクイメージを一層強調する新型燃料タンクを採用。容量は20高ﾆして無給油航続距離を伸ばしました。（現行モデルは18香j

　 サイドカバー及びテールカウルデザインを一新。新型燃料タンクとあわせ外観イメージを一新。ダウンフォース感を強調した新デザインとなっています。

　 テールライトにはマルチリフレクター方式を採用。また、デザイン変更による大型化（従来比約2倍）を実現し、優れた被視認性を実現しました。

　 ツイントリップ＆時計機能付きの電気式スピードメーターを採用し、利便性向上を図りました。

　 １）フロントフォークのプロテクター採用、２）XJR1300同様のシルバー塗装エンジン、３）優れたフィット性と乗り心地を両立させた新デザインのシート採用、４）新パターンのスポーツタイプタイヤ（F.R）の採用、５）盗難抑止装置アラームイモビライザー（別売）対応ソケットの装備、等を施しました。