Ｇロックシステム採用ＪＯＧのスポーツバージョン登場　ヤマハスクーター「ＪＯＧＺ－II」新発売

　ヤマハ発動機（株）は、ゆったりした走行性と優れた実用機能、Ｇ－ロックシステムで人気の定番スクーター、ニュー「JOG」シリーズについて、ヤング層向け装備充実を図ったスポーツタイプ、ニュー『JOGZ－II』を追加設定し、'98年3月20日より発売します。これで同シリーズは標準タイプ、カジュアルタイプと合わせて3バリエーションとなります。
なお、本商品の雑誌広告のキャラクターには、「T.M. Revolution」（ティ・エム・レボリューション）が登場します。

ヤマハスクーターニュー「JOGZ－II」

　昨年12月に発売の50ccスクーター、ニュー「JOG」は、(1)ヤマハ独自の"Ｇロックシステム"（盗難抑止機能）、(2)大容量燃料タンク＆ヘルメットトランク、(3)斬新なデザインなどが市場に受け入れられ、ヤング層を中心に新たな需要を生み出しています。
　今回、新発売の「JOGZ－II」は、ニュー「JOG」の基本機能をベースに、(1)スポーティな外観のフロントフェイス採用、(2)7.2馬力エンジン採用、(3)操作性が良好で優れた制動力を発揮する前輪ディスクブレーキ及びテレスコピック式フロントフォークの採用等を図り、よりアクティブな走行特性を求めるヤングニーズに応えるスポーツバージョンとなります。

　標準モデルに対しヘッドライトの位置を変更し、スポーティな外観を実現しました。

　信頼性の高い空冷2サイクルエンジンはセッティングの変更で、7.2馬力を実現（標準モデルは6.8馬力）。Ｖベルト自動無段変速との相乗効果で、優れた加速特性を達成しました。また、赤い冷却ファンもアクセントとなっています。

　安定した制動力と走行性能を向上させるために、前輪に油圧式ディスクブレーキ及びテレスコピックフロントフォークを採用しました。その他、90／90－10ワイドタイヤ、小物収納に便利なフロントインナーポケットを採用しました。

　ハンドルロック一体式のメインスイッチはそのままに、これとは別系統によるヤマハ独自のガードロックシステム「Ｇロック」システムを採用しました。ワンタッチ操作で(1)キー穴のシャッターロックと(2)後輪ロックができる盗難抑止システムで、従来のハンドルロックと合わせて3個所にロックが働くシステムとなります。またこの後輪ロックシステムは、サイドスタンド（オプション設定）使用時にも機能します。

　シート下の収納スペースは23リットルの大容量を確保しました。形状の最適化の効果も加わり、ヘルメットや雨具等の同時収納もできます。（一部ヘルメットを除きます）

　大容量7リットルの燃料タンクを採用、給油の手間を減らしました。