クラス最軽量、機動性に優れたコンパクトボディーの125ccスクーター　ヤマハスクーター「シグナス125Ｓｉ」新発売

　ヤマハ発動機(株)は、市街地使用時での"ジャスト・フィットサイズ"を追求して開発した125ccスクーター、ヤマハスクーター『シグナス125Si』を '98年２月10日より新発売します。クラス最軽量97kgのコンパクトボディで軽快な走行性を実現するとともに、充実した実用性を備えています。
これでヤマハの125ccスクーターは、ゆったりした車格の現行「シグナス125D」とあわせて２機種のラインナップとなります。なお、両モデルともヤマハ海外工場（Yamaha Motor Taiwan Co., Ltd./台湾ヤマハ）で生産します。

ヤマハスクーター『シグナス125Ｓｉ』（ＸＣ125Ｍ）

　現在、原付２種スクーター（51～124cc）は年間8万台弱の需要で推移していますが、この中で '96年より発売のヤマハ「シグナス125D」は、ゆったりとした車格と外観、経済性と扱い易さなどが支持され、通勤用途を中心に、商用、買物、ツーリングと多様なシーンで利用されています。また他の原付２種スクーターに比べて幅広い年齢層から支持を得ているのが特徴です。
　また、一方では都市部の交通環境との関連で、一層機動性にとんだモデルの出現を望むニーズも浮上しています。このほど発売の「シグナス125Si」は、こうしたニーズに応え"大人のシティコミューターとして機動性にとんだ軽量＆コンパクトスクーター"を提唱するモデルで、①軽量コンパクトな車体、②優れた実用機能、③品質感の高いスタイリング、④手ごろな本体価格などをあわせて実現しました。

　「シグナス125D」に搭載して定評の空冷４サイクルＳＯＨＣ単気筒124ccの10馬力エンジンを搭載しました。Ｖベルト自動無段変速との相乗効果等で小気味良い走行性を実現しています。

　"ジャスト・フィットサイズ"を具現化する車体設計を施しました。ボディは97kg（乾燥重量）でクラス最軽量を実現、また全長1795mmのコンパクトボディ、750mmの低シート高などを実現しています。さらに、1215mmのショートホイールベース（「シグナス125D」は1235mm）設計等により軽快なハンドリングを実現しました。

　①メインスイッチ操作でシートオープンができる便利なシートオープナー機構、②ハザードランプ、③左右２ヵ所ヘルメットハンガーなどを採用しました。

　①マルチリフレクター採用のヘッドライト、②マルチリフレクター採用のフラッシャーランプ、③マルチリフレクター採用のテールライトを装備しました。（いずれも125ccスクーター初の装備）