ニュー「ＪＯＧ」にカジュアルタイプ誕生　コストパフォーマンスに優れたニュー『ＪＯＧ（ジョグ）－Ｃ』　新発売について

　ヤマハ発動機(株)は、２系統・合計３個所のロックシステムで強力な盗難抑止機能を実現して好評のヤマハスクーター、ニュー「ジョグ」について、若年層の使用実態やカラーリング志向に合わせた「カジュアルタイプ」を追加設定し、'98年２月10日より発売します。優れた基本性能は同様で、標準装備パーツを限定し、プラスチック外装パーツを着色樹脂化する事により、求めやすい価格を実現しました。

ヤマハスクーターニュー「JOG（ジョグ）－Ｃ」

　ヤマハスクーター「ジョグ」シリーズは、’83年3月のデビュー以来、軽快な走行性、カジュアルな外観、実用的な機能などが支持され、定番スクーターとして幅広い層から支持されてきました。また’97年12月に新発売のニュー「ジョグ」は、ヤマハ独自の盗難抑止機構・ガードロック「Ｇロック」システムを塔載した新製品として、発売と同時に多方面から注目を浴びています。
　今回発売の、ニュー「JOG-Ｃ」は、上記モデルの優れた基本性能をそのままに、標準装備パーツをシンプル化することと、外装パーツを着色樹脂化することで低価格を実現したモデルです。

　ハンドルロック一体式のメインスイッチはそのままに、これとは別系統によるヤマハ独自のガードロックシステム「Ｇロック」システムを採用しました。ワンタッチ操作で①キー穴のシャッターロックと②後輪ロックができる盗難抑止システムで、従来のハンドルロックと合わせて３個所にロックが働くシステムとなります。またこの後輪ロックシステムは、サイドスタンド（オプション設定）使用時にも機能します。

　シート下の収納スペースは23リットルの大容量を確保しました。形状の最適化の効果も加わり、ヘルメットと雨具等の同時収納もできます。（一部ヘルメットを除きます）

　大容量７リットルの燃料タンクを採用、給油の手間を減らしました。

　’97年12月に新発売したニュー「ジョグ」（ＹＶ５０）と同タイプの空冷２サイクルエンジンを搭載しました。Ｖベルト無段変速との相乗効果で軽快な走行性を実現しています。

＊「ＪＯＧ-Ｃ（ＹＶ５０Ｃ）」には、リアキャリア、コンビニフックの標準装備を廃止し、リアにはハンドルスタンディングを装備しています。また、車体外装パーツを塗装処理から、着色成形へと変更を行っています。