02GEN
さっそうと操り、美しくしなやかに動く
使い手の個性に寄り添い魅せたくなる車いす
DESIGN CONCEPT
"Merge"
ヤマハが1993年に発売された世界初の電動アシスト自転車PASで培ってきた技術をベースに、
新しいデザイン思想でGenerateされた、電動アシスト車いすのデザインコンセプトモデル「02GEN」。
「さっそうと操り美しくしなやかに動く 使い手の個性に寄り添い」を具現化。
電動アシスト車いすとしての機能性や安全面の視点を織り込みながら、快適性を追求。
座った姿勢の美しさ、人と車いすの一体感にこだわり、人と車いすのライフシーンにこれまでにない豊かさを創出します。
Yamaha Motor Design × SOMA DESIGN 廣川 玉枝
新しい価値創出を企業理念に掲げるヤマハ発動機と
世界を舞台に活躍する日本人ファッションデザイナー廣川玉枝(SOMA DESIGN)の
コラボレーションによる02GENをベースとした色・
マテリアル(素材)・仕上げ提案を織り込んだコンセプトモデル。
シートには白色エンボス型押しレザーを使用し、またフレームやホイールには
スキントーン系アイボリー、キャスターにはつや消しレッドゴールドアルマイト塗装を施し、
機械を超え、パートナーとして人間身体と融合する車いすを表現します。
廣川 玉枝 TAMAE HIROKAWA
2006 年ファッション、グラフィック、サウンドクリエイト、ヴィジュアルディレクション及びデザインを手掛ける「SOMA DESIGN」設立。同時にデザインプロジェクト「SOMARTA」を立ち上げ、「身体における衣服の可能性」をコンセプトにボディウェアシリーズ[Skin]を発表。2007 年春夏より日本ファッションウィークに参加。第25 回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。
NEOREAL Milano Salone(Canon, 2008)、iQ ×SOMARTA MICROCOSMOS 展(TOYOTA,2008)、Feel and Think: A New Era of Tokyo Fashion 展(東京オペラシティアートギャラリー, 2011)、Future Beauty 展 (MOT Mercedes-Benz, 2012)、レオナルド・ダヴィンチ美の理想展(Bunkamura, 2012)、Out of Hand 展(MAD NY, 2013) など企業コラボレーションや国内外の展覧会でインスタレーションや家具、コンセプトカー作品を発表。また2011 年資生堂総合美容施設SHISEIDO THE GINZA の制服を手掛けるなど活動は多岐にわたる。
DESIGN CONCEPT
"Taurs"
" 通常の車椅子は、機能として人の動きをサポートしてくれる為の存在だ。
機能は第一の役割として在り、第二の役割は身体そのものと融合した美しさとして、豊かさの支えになることだ。
ボディを包むシートはシェルのように ヌードカラーの支柱は、足のように 足の先は爪のように
機械のような存在ではなく、身体そのもの。共に生きるパートナーのような存在になれたら、車椅子も嬉しいだろう。"
— 廣川 玉枝 —
TALK SESSION
長屋明浩(ヤマハ発動機デザイン本部長)× 廣川玉枝(SOMA DESIGN)
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