アクティブに、エレガントに、個性を表現する次世代車いすのデザインコンセプト 「02GEN」を「国際ユニヴァーサルデザイン会議2014」に出展
2014年11月5日発表
ヤマハ発動機株式会社は、11月11日から東京国際交流館で開催される「国際ユニヴァーサルデザイン会議2014」に、電動アシスト車いすのデザインコンセプト「02GEN」を出展します。
創立以来、一貫して“デザイン”を製品づくりの重要な柱として位置づけている当社は2013年、「Refined Dynamism(洗練された躍動美)」をデザインフィロソフィーとして掲げ、ヤマハらしさを具現化する製品の開発に取り組んでいます。
このフィロソフィーに基づき、新しい価値観を持つ製品の提唱・創生に常に“挑戦”を続ける当社が提案するデザインコンセプトモデルが「GEN」です。10月1日からドイツ・ケルンで開催された国際オートバイ・スクーター専門見本市「INTERMOT Cologne 2014」には、この第1弾として「オン&オフのクロスオーバー」をコンセプトに掲げたマルチホイールモデル「01GEN」を参考出品しました。このたびの「02GEN」はこれに続く第2弾となります。
「02GEN」のコンセプトは“Merge(マージ)”、当社が電動アシスト自転車PASで培ってきた電動アシスト技術をベースに、「さっそうと操り、美しくしなやかに動く 使い手の個性に寄り添い、魅せたくなる車いす」を具現化したものです。電動アシスト車いすとしての機能性や安全面の視点を織り込みながら、快適性を追求し、座った姿勢の美しさ、人と車いすの一体感にこだわったデザインとしています。
当社は今後もデザインコンセプト「GEN」を様々な機会に出展・提案していく予定です。
[02GENに関するウェブサイトはこちら]
http://global.yamaha-motor.com/jp/yamahastyle/design/features/concepts/02gen/
ご参考
ファッションデザイナー廣川玉枝氏(SOMA DESIGN)とのコラボレーション車いす「Taurs」を「2020、渋谷。超福祉の日常を体感しよう展」に出展
ヤマハ発動機株式会社は、11月12日から渋谷ヒカリエ8階[8/ハチ]で開催される「2020年、渋谷。超福祉の日常を体感しよう展」に、世界的ファッションデザイナー廣川玉枝氏(SOMA DESIGN)とのコラボレーションによる電動アシスト車いすのデザインコンセプト「Taurs(タウルス)」を出展します。
「Taurs」は、当社のデザインフィロソフィーに基づいた電動アシスト車いすのデザインコンセプト「02GEN」をベースに、同氏による、色・マテリアル(素材)・仕上げ提案を織り込んだコンセプトモデルです。
使用者の身体を包むシートには白色エンボス型押しレザーを使用し、またフレームやホイールにはスキントーン系アイボリー、キャスターにはつや消しレッドゴールドアルマイト塗装を施しました。このコンセプトモデルは、機械を超え、パートナーとして人間身体と融合する車いすを表現しています。