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Vol. 2 たくましく育て! 往復52マイルの冒険航海。

葉山 - 日本 - 2012年12月27日

葉山 - 日本

夏休みの最後に迎えた外洋帆走訓練。ヨットスクールの子どもたちが、伊豆大島をめざして冒険航海に挑戦します。仲間とともに、自然相手の体験を通して、子どもたちはぐんぐんとたくましさを身につけていくのでした。

「ジュニアヨットスクール葉山」は、公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団(YMFS)が運営するジュニア年代向けのスクールです。スクールの子どもたちは葉山の海でセーリング練習を重ねる一方で、夏休みには各地の水辺や野山へと出かけ、高原トレッキングやボートラフティング、カヌーツーリングといったさまざまな自然体験にも取り組んでいます。こうしたユニークな活動の中から自然の素晴らしさや偉大さ、儚さ、さらにそれらが危険や恐怖と表裏一体であることも身を持って体験し、自主・自律の精神や協調性、想像力、リーダーシップ等を養い、青年期につながる心身の成長を促しているのです。

毎年8月の終わりに実施される「伊豆大島外洋帆走訓練」は、水辺体験学習の総仕上げとも言える恒例行事です。指導者たちに見守られながら、8~14歳の子どもたちがそれぞれ与えられた役割をこなし、また話し合いと判断を繰り返しながら、ホームマリーナのある神奈川県葉山町から伊豆大島までの往復52マイル(約96km)を大型ヨットで帆走します。

冒険航海を終えた子どもたちの顔に浮かぶのは、安堵の表情と達成感に満ち溢れた満面の笑顔。この夏、子どもたちはまた一つ自信をつかんでたくましくなりました。

ジュニアヨットスクール葉山

公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団(YMFS)が運営するヨットスクール。小学3年生から高校生までのジュニア/ユース年代のセーラーたちを対象に、セーリング技術を磨きながら独自のカリキュラムで自主・自立・想像(創造)する力、そしてリーダーシップを育み、心身ともに健全でたくましい人材の育成をめざしている。

 

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