電動乗り物教室 レポート6
2025年5月22日磐田市立東部小学校で開催された電動乗り物教室の様子をレポートします。
イベント情報
開催日 | 2023年5月22日(木) |
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会場 | 磐田市立東部小学校(静岡県磐田市) |
イベント/コース | 電動乗り物教室 |
イベントレポート
ヤマハ発動機は毎年、社会・地域への貢献活動として本社に近い小学校の一つである、磐田市立東部小学校の6年生を対象に「電動乗り物教室」を実施しています。
この教室で先生を務めるのが、電動アシスト自転車(PAS)と電動車椅子(JW)に関わる部門を中心に、さまざまな職場で活躍する従業員です。専門知識を持った従業員が子どもたちにその知見を交え、また電動アシスト製品を通じて、モノづくりのこと、ヤマハ発動機のこと、電気のこと、地球環境のことなどを伝え・教えていくことが一つの特徴となっています。
電動乗り物教室は二つのパートに分かれており、その一つが電動アシスト自転車や電動車椅子(JWシリーズ)を実際に乗ってもらう体験パート。それぞれ電動アシストの有無を体験してもらい、違いを明確に感じながら、それぞれの特性を知ってもらいつつ、便利さや快適さを実感してもらいます。
もう一つが実験パート。地球温暖化がもたらす環境への影響を学ぶとともに、1円と10円を使って電気を作る実験や、電池と磁石を使ってモーターの原理を学びながら、科学やモノづくりの楽しさを感じてもらいます。
そして、電気やモーターの原理と、それで動く乗り物の体験を合わせることで、環境から科学、モノづくりまで総合的に知識を高めてもらうのです。
参加した従業員は、「子どもたちには、科学、モノづくりの面白さを感じてもらい、将来の夢を考えてもらえると嬉しい」といった狙いを持ちながら、「“階段とか段差を登れる乗り物を作らないの?”という投げかけがあった。そういったことも求められているという新たな気づきがあった」。「ヤマハ発動機やその製品などに興味を持ってもらう、覚えてもらう、親しみを持ってくれるきっかけになる機会をもっと作りたいと思った」など、子どもたちからたくさんの刺激をもらう機会にもなりました。
子どもたちも実験では丁寧に1円と10円を重ねて電気をつくり、みんなで力を合わせてモーターを回す姿を見せてくれたり、電動アシスト自転車・車椅子にチャレンジして、アシストによるパワーや軽さ、スムーズな操作感に声をあげて楽しんでくれるなど、双方にとって有意義な体験教室になりました。
参加した児童のコメント
- 「電動車椅子に初めて乗りました。すごくスムーズで移動しやすかったし、思いやりのある乗り物だと思いました」
- 「電動車椅子は身体が不自由な人も乗れてしっかり動いていたので、移動で困ることが減るので良いのかなと思いました」
- 「電動アシスト自転車は、電源を入れずに走ると普通の自転車ですが、電動になると(アシストが入ると)一漕ぎがすごくたくさん進むようになって、スピードが速くなったりとかして、すごく面白かったです」
- 「電動アシスト自転車は、アシストがあったのでとにかくこぎやすかったです! びっくりしました」
- 「10円と1円と紙で電池が作れてすごく不思議だったし、楽しかったです。電気はすごく大事なんモノなんだと思いました」
- 「身近にある10円玉とか1円玉を使っていろいろなことが体験できたので、とてもよかったです。内容は難しいけど、やり方はそんなに難しくなかったので、体験できて良かったです!」









