本文へ進みます

電動乗り物教室 レポート5

2024年5月14日磐田市立東部小学校で開催された電動乗り物教室の様子をレポートします。

イベント情報

開催日 2024年5月14日(火)
会場 磐田市立東部小学校(静岡県磐田市)
イベント/コース 電動乗り物教室

イベントレポート

毎年、社会貢献活動としてヤマハ発動機本社に近い小学校の一つ、磐田市立東部小学校の6年生を対象に実施しているのが「電動乗り物教室」です。

当社の電動アシスト自転車(PAS)と電動車椅子(JW)を主に扱うSPV事業部の社員がボランティアとして参加しています。今回は製造、営業、開発、サービス、商品企画といったさまざまな専門知識を持った11名の社員が先生を担い、156名の児童とさまざまな体験を行いました。

その内容は、電動アシスト自転車や電動車椅子(JWシリーズ)を実際に乗って体験してもらう体験パート。アシストのない人力で走ったり、動かし後、アシストを入れ、また電動で走り動かすことで、その違いを明確に感じながら、その便利さや快適さを実感してもらいます。

地球温暖化がもたらす環境への影響を学ぶとともに、電気を作る実験やモーターの原理を学ぶ実験パートでは、1円と10円を使って電気を作る実験を実施。また電池と磁石を使ってモーターを作るなど、科学やモノづくりの楽しさを感じてもらいました。そして、電気やモーターの原理と、それで動く乗り物を体験してもらうことで、総合的に知識を高めてもらったのです。

参加した社員たちは、「車椅子は障がい者の乗り物というイメージがありますが、そのイメージを“楽しい乗り物”へと変えたい」。「普通の自転車にひと工夫するだけで大きな進化があること。アシストは力を増幅し、自分の可能性も広げることができることを伝えたい」。「実験を通して子どもたちが科学・モノづくりに興味を抱き、たくさんの発見をさせてあげたい」など、この教室にさまざまな狙いを持って参加、積極的にコミュニケーションを図りながらメッセージを伝えました。

社員の思いが届いているのか、子どもたちも、実験では難しい内容もありましたが、みんな目を輝かせて真剣に向き合い、理解しようとする姿を見せてくれたり、自転車・車椅子に何度も乗ってアシストや操作感を確かめながら楽しんでくれるなど、双方にとって実りある体験教室になりました。

参加した児童のコメント

  • 「自転車は、アシストがない時は重くて少し走りづらかったけど、スイッチを入れると簡単に楽にこげるようになってびっくりしました」
  • 「普通の自転車と比べると、慣れていないので最初は難しく感じました。でも、アシストでめっちゃ加速してとても楽しかったです。今度は坂道を走ってみたいです」
  • 「車椅子は手動だとすごく重くて、曲がる時は特に難しく大変でした。でも電動にすると全部が楽になり、曲がる時もコツをつかめばとても簡単で、これなら誰でも快適で、とっても便利な乗り物だなと感じました」
  • 「普通の車椅子には乗ったことはありますが、これは電動のレバー操作でとっても便利! おじいちゃんが車椅子に乗っていますが押してもらっているけど、これならおじいちゃんでも操作できるので、使ってほしいと思いました」
  • 「電動バイクは、モーターを使って走っていることを知り驚きました。今日の体験を通じて、電気の大切さや地球環境を気にするきっかけになりました」
  • 「最初は光らないと思ったけど、55円で電気ができてライトが光りました。新しい1円と10円、古い1円と10円だと、どっちが早く光るかを比べて見たいなと思いました」
  • 「1円と10円だけで電気ができるとは思いませんでした。44円から電気がつくということでしたが、僕は33円でつけることができ、とてもうれしかったです」
ページ
先頭へ