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電動乗り物教室 レポート2

2022年2月8日袋井市立今井小学校で開催された電動乗り物教室の様子をレポートします。

イベント情報

開催日 2022年2月8日(火)
会場 袋井市立今井小学校
イベント/コース 電動乗り物教室

イベントレポート

2022年、最初のイベントとして、袋井市立今井小学校の6年生30人を対象とした「電動乗り物教室」を開催。科学の専門知識を持ったヤマハ発動機のグループ社員が先生となり、1時間目は理科室での実験、2時間目は体育館での電動乗り物体験という90分間にわたる授業を行いました。

今回は、理科の授業にある「電気とわたしたちのくらし」という単元に合わせて実施しましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大が続き、児童の皆さんの様々な活動が制限される中、担任の大須賀勇太教諭の「子どもたちにとって将来に役立つ体験とともに、小学校での良き思い出を作ってあげたい」という願いが込められており、児童の皆さんも、貴重な体験授業ということで楽しみにこの日を待っていたといいます。

実験では、地球温暖化がもたらす影響について学びながら、その原因となる二酸化炭素の減らすためのエネルギーとして電気に着目。日々の暮らしでは当たり前に存在している電気を、10円玉と1円玉、食塩水などを使って自分自身で作る実験や、後半の電動の乗り物につながる実験として、電池と磁石を使ってモーターの仕組みについて学んだ児童の皆さんは、目の前で起こる事象に「光った!」「回った!」と声をあげるなど、化学に親しんでいただけたようです。

後半は、電動アシスト自転車(PASシリーズ)と電動車椅子(JWシリーズ)を体験。PASも含めて多くが初体験ということでしたが、乗り物を動かし、人間の運動をアシストするモーターの力を体で感じながら、小さな感動を重ねていました。

参加した児童の皆さんの感想

  • 実験:10円や1円などで電気を作ることができるとは知らなかったのでとても驚きました。私は44円で光が灯りましたが、「たくさん重ねるとどうなのか?」とみんなと話し合って330円まで重ねてみました。すると光が強くなり、多くのエネルギーが発生することがわかりました。電磁石も含めていろいろと試すことができ、とても面白かったです。
  • 実験:10円や1円、食塩水を使うだけでこんなに簡単に電気が作れることを知らなかったのでびっくりしました。また電磁石の方はちょっと難しかったけれど、将来は科学者になりたいという夢があるので、電気の性質を知ることができてよかったです。
    電動乗り物体験:アシスト自転車は、速く走れるものだと思っていました。でも予想とは違い、少し漕いだだけで大きく前に進み、速く走れるものとわかりました。車椅子は手動では重く操作が難しかったですが、電動はとても楽で簡単になりました。筋力の少ないお年寄りのことなどがよく考えられているなと思いました。
  • 電動乗り物体験:二酸化炭素を減らすことが必要と知っていましたが、アシスト自転車も役立っていることがわかったし、普通の自転車よりも重いのにスーッと前に進んだことにはびっくりしました。車椅子は手動で動かすのは重くて、遠くにはいけないと思いましたが、電動であれば障害のある人などが簡単に使えて、行きたいところに行けるのはすごいことだと思いました。
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