ボートふしぎ発見講座:イベントレポート15
2024年7月31日にコミュニケションプラザにて開催したボートふしぎ発見教室のイベントレポート
イベント情報
開催日 | 2024年7月31日(水) |
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会場 | コミュニケーションプラザ(静岡磐田) |
イベント/コース | ボートふしぎ発見教室 |
イベントレポート
夏休み期間中、ヤマハ発動機の本社にあるコミュニケーションプラザでは、小学生の親子を対象に2003年から続く「モノづくり」が体験できる夏休み特別企画を開催しています。その第1弾が7月30日〜8月1日までの3日間で行われ、その一つとして「ボートふしぎ発見教室」を開催しました。
普段は地域貢献活動として、社員ボランティアの皆さんと一緒に実施する本イベントですが、今回は平日開催ということで、事務局のみで実施。しかし平日とはいえ夏休み、午前、午後の2回ともに多くの応募をいただき合計24組の親子が参加しました。
今回は参加していただいた子どもたちや保護者の皆さんの感想など、コメントを中心にご紹介します。まずは子どもたちの声からご紹介します。
参加した子どもたちの感想
- 4年生 「初めて参加しました。自分が作ったボートでみんなとバトルするのも楽しかったけど、水漏れしないよう頑丈にしたり、倒れないバランスがいいボートにしてみたり、自分らしいボートを考えて作ることが一番楽しかったです」
- 4年生 「僕は船が大きいと速く走れないと思ったので、説明書で3cm切ると書かれていた部分を4cmほど切って細く作ったら優勝できました。どうしたらもっと速くなるのかをいろいろと考え、工夫して作ることがとても楽しかったです」
- 5年生 「細い方が速いということがわかっていたので、少しずつボードを細くしていきました。でも今度は細くなりすぎて走っている時に倒れてしまったので、それを直してちょうどよくなるように何度も作り直しました。なかなかうまくいかなかったけれど、どうすればよくなるのかを考えることがおもしろかったです」
- 5年生 「最初は細長いボートを作ったのですが、あまり速くなかったので形を変えていくと、少しずつ速くなって順位が上がりました。でも、今回はどういったボートが速く走るのか最後までわからなかったので、また参加して突き止めたいと思います!」
子どもたちは基本的にみんな“モノづくりが大好き!”と話してくれます。これに加え、自分が作ったボートで他の参加者と競争ができ、同時にタイムが表示されることから、「1位をとる」、「順位を上げる」、「タイムを上げる」といった「目標」を持って、もっと速くするにはどんなボートが良いのかを考え、それを形にしていくことを楽しんでくれており、「ボートふしぎ発見教室」の目的の一つでもある「モノづくりの魅力」を伝えることができました。
参加した保護者の感想
- 2・4年生の保護者
「うちの子たちはなんでも興味を持って取り組んでくれるのですが、自分ではイベントを見つけることができないので、その機会を作ってあげようとコミュニケーションプラザのホームページでこのイベントを見つけ応募しました。
やっぱり“競う”ということが子どもたちの気持ちを盛り上げいるようで、もっといいものを作ろうというモチベーションになっており、楽しみながらも、真剣に向き合っている様子が印象的でした」 - 1・3年生の保護者
「男の子でモノづくりが好きということもあり参加しました。親を頼るのではなく、主体的に作っていく姿、興味を持って取り組んでいる姿を見ることができて、やっぱりモノづくりが好きなんだなーというのが伝わってきました。
また父親が理系で、普段から浮力の話などをしてくれるのですが、やっぱり実際に見て、触っての方が多くを吸収しているように感じられました。参加してよかったです」 - 3年生の保護者
「普段から工作やものづくりが好きなのですが、子どもにぴったりないいイベントだと思ったし、子どもと二人で一緒に過ごす時間としていいなと思って申し込みました。
作っている時はすごい集中力を見せてくれたし、レースで勝つため諦めることなく何度もリベンジして頑張っている姿を見ることができて、楽しいというだけでなく、とてもいい経験になったと思います」 - 5年生の保護者 「最初は、“どうやればいい?”と聞いてくるばかりでしたが、一度手が動き始めると一気に集中力が増してき、いい顔つきなりました。また、今回は競争の要素もあって運動会に近い感覚で楽しんでくれてよかったです。浮力や重心の講義も子どもたちにとっては新鮮だったと思いますし、見て実際に体験することによっていろんなことがスーッと入っていくんだろうなと思います」
- 1年生の保護者 「以前から気になっていたイベントだったこともありますが、息子も手を動かすことが好きなのですが、モノづくりといってもいろんなものがあるという感覚を持って欲しいなと思ったことも応募した動機の一つです。 まだ小学1年生なので、途中から親が手伝うのかなーと思っていたのですが、予想以上に集中していたし、自分が作りたいものを決めて、最後まであーしよう、こーしようと一緒に考えながら取り組んでくれ、とてもいい経験になりました」
一方、保護者の皆さんは、夏休みを迎えた子どもたちに楽しい時間を過ごして欲しいという思いで応募されています。その中で、子どもたちがボート作りに取り組む姿勢から、小さな成長などさまざまな気付きがあったと同時に、お子さんとの夏休みの楽しい思い出ができたようです。