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ボートふしぎ発見講座:イベントレポート13

2024年6月15日にアミューズ豊田にて開催したボートふしぎ発見講座のイベントレポート

イベント情報

開催日 2024年6月15日(土)
会場 アミューズ豊田(静岡磐田)
イベント/コース ボートふしぎ発見教室

イベントレポート

「製造業の多い地域特性を活かし、子どもにモノづくりの楽しさを知ってもらうと同時にモノづくりに夢中な大人の姿を通して将来に可能性の広がりを感じて欲しい」(ワークピア磐田・高橋館長)とキャリア教育の一環として、ワークピア磐田との共催による地域の子どもたちに向けた「ボートふしぎ発見教室」と「親子バイク教室」を開催しました。

いずれも3回ずつ実施し、当社社員のご家族も含め、たくさんの方にご応募いただき、両イベントで35組44名の親子が参加。当社主力製品であるバイクとボートに親しみつつ、「ボートふしぎ発見教室」では、モノづくりの楽しさを、「親子バイク教室」ではできなかったことができるようになる喜びを親子で分かち合っていただきました。

この「ボートふしぎ発見教室」の特徴は、当社社内で公募し集まったボランティア社員の協力によって実施されていることです。今回もボートに直接関係するマリン事業部を中心に、生産本部、ロボティクス事業部など多様な部門から、さまざま専門知識/技能を持った社員11名が参加しました。

ボートをつくる前にまず、ボートが水に浮く仕組みやボートの形と航行スピードの関係などをクイズや実体験を交えて説明し、楽しみながら学んでいただきました。講師役の社員が投げかける質問に、子どもらしい型破りな解答が飛び出す一幕も。

そしていよいよ本番。浮力と水の抵抗の知識を踏まえ、ボート製作に取りかかります。つくり方の資料を前に、定規やはさみを使ってボートのカタチをつくり、セロハンテープで水漏れしないようしっかりとめ、船に名前を付けたら出来上がり。水に入れても沈まないか船検をクリアすると、5mほどのコースでレースを実施。勝てば諸手を挙げて大喜びし、コンマ数秒差で負ければ悔しそうな子どもたち。もっと速く走らせるためにどうしたらいいのか、先に学んだ知識も総動員して試行錯誤を繰り返します。 社員も保護者の皆さんと一緒になって、ちょっとした気づきを子どもに与え、彼らの自由な発想や感性を上手く刺激しながら、モノをつくる楽しさを体験いただきました。

また「親子バイク教室」は、体験用の1時間コースにて開催。バイクの仕組みや基本操作、交通ルールといった内容を親子でコミュニケーションを図りながら学びました。わずかな講習時間でしたが、最後には一人でバイクを走らせることができるまでに上達。当初は不安そうだった表情も、自信に満ちた笑顔へ変わり、短時間で大きく成長した我が子を見た保護者の方もとても嬉しそうでした。

なお、アミューズ豊田に隣接する図書館「ひと・ほんの庭 にこっと」では、ジャパンラグビーリーグワン「静岡ブルーレヴズ」のチームカラーを施した「YZF-R1」を展示。レース仕様のスペシャル車両にもかかわらず、タッチ&トライができるということで、子どもから大人まで、多くの方々に記念撮影やまたがっていただきました。

参加した子どもたち、保護者の感想

  • 1年生・男子 楽しかった。風を受けて進む自分のボートが、かっこよかった。図鑑で見た船の構造を思い出したりしながら、ヒレみたいなものを追加したり、どうしたらもっとはやく走るようになるのかを考えてつくることが、とっても面白かった。
  • 5年生・女子 折り曲げてテープを貼る所に隙間ができないようしっかりテープをとめたり、きちんと定規で決められた大きさを測ったり、つくり方の説明書通り正確につくるよう心がけました。そのおかげか、全体で一番速い記録を出すことができて、とっても嬉しいです。
  • 保護者 うちの子は、普段モノづくりにあまり関心がないのですが、せっかくの機会だと、親が応募しました。思った通り、最初は全然やる気なし(笑)。でも一緒に手を動かしているうちに面白くなってきたのか、気づけば夢中になり、自分がつくった船が水に浮かんで走ったことに喜びを感じてくれたようで、参加して本当に良かったです。
  • 保護者 学校から子どもがチラシをもらってきて、参加したいというので応募しました。こういうモノづくり体験は初めてです。親は一切口を出さず、子どもの好きなようにやらせました。一人で黙々とがんばって取り組んでいて、子どもの成長を感じました。
    普段見せない、真剣な顔つきでボートをつくっていたので、いつもと違う子どもの一面を知る機会になり、参加して良かったですね。
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