ボートふしぎ発見教室:イベントレポート11
2024年1月28日に浜松科学館にて開催したボートふしぎ発見講座のイベントレポート
イベント情報
開催日 | 2024年1月28日(日) |
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会場 | 浜松科学館(静岡浜松) |
イベント/コース | ボートふしぎ発見教室 |
イベントレポート
2024年、最初のイベントとなる「ボートふしぎ発見教室」を、浜松科学館で開催しました。
この「ボートふしぎ発見教室」はヤマハ発動機のボランティア社員が行うイベントです。今回は、開発、技術、生産、サービス、企画など、さまざまな分野の専門家が子どもたちのサポーターとして参加。午前と午後の2回、合計20組32名の子どもたち、保護者の皆さまとともに、浮力や重心について学習し、ワイワイガヤガヤとボート作りを楽しみました。
今回は、小学1年生から6年生まで、幅広い年代の子どもたちが集まってくれました。事前に学んだ浮力や重心のことを頭に置きながらも、常識にとらわれることはありません。それぞれの感性とアイディアで黙々と手を動かす姿はまるで職人のよう。ボランティア社員もびっくりする集中力を見せてくれました。
そして5艇による競争(タイムアタック)の結果を通じて課題が見つけると、それを克服するために、新たな艇を作り始める、素晴らしい推進力と、“もっと作りたい”というモチベーションにも驚かされました。
ご自宅でもハサミを片手に工作を楽しんでいるという小学1年生の参加者は、「工作が好きで、ダンボールでお家を作ってます。だから今日は全部が楽しかったです! 速く進むボートと、ちゃんと浮かぶボートの2つをつくったけど、両方とも1位をとれてびっくり! とてもうれしかったので、またきたいです」と、元気いっぱいに話してくれました。
お母様の勧めで参加、この日の1番のタイムで総合優勝を果たした小学6年生は、「将来の自分のためになるかなと思って参加しました。実際のボートを思い浮かべながら、速くするため抵抗が少なくなる形状を考えて作りました。特別モノづくりが好きというわけではなかったけど、自分が作ったもので優勝できてうれしかったし、楽しむことができました」と喜びを語ってくれました。
このイベントは、なによりも子どもたちが夢中になって「モノづくり」を楽しんでもらうことを目的としています。そして今回も、子どもたちは真剣な表情とともに、たくさんの笑顔を見せてくれました。同時にその姿が、保護者の皆さんをはじめ、ボランティア社員も笑顔にしてくれました。