ボートふしぎ発見教室:イベントレポート10
2023年12月9日に湖西市アメニティプラザにて開催したボートふしぎ発見教室のイベントレポート
イベント情報
開催日 | 2023年12月9日(土) |
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会場 | 湖西市アメニティプラザ(静岡湖西) |
イベント/コース | ボートふしぎ発見教室 |
イベントレポート
子どもたちに科学の楽しさ、不思議さ、大切さを実感してもらうことを目的に、湖西市とそこで活動する企業・団体が協力して行うイベント「青少年の科学体験」が開催され、同市に新居事業所を構えるヤマハ発動機も昨年に続いて参加し、「ボートふしぎ発見教室」を実施しました。
この「ボートふしぎ発見教室」は、社内で募集したボランティア社員の協力によって実施しています。今回は産業用ロボットなどを取り扱うロボティクス事業部やボートに直接関係するマリン事業部を中心に、さまざま専門知識を持った社員8名が先生役として参加しました。
また、ボートづくりの前に、浮力や重心など、ボートが水に浮く仕組みやバランスの重要性などの知識を深めてもらう体験学習の時間を設定。クイズ形式で問題を出して答えを考えてもらったり、さまざまなサイズのボールを使って浮力を体験してもらいながら学習。その知識を活用してボートを作り、みんなでレースを行いますが、作りはじめると夢中になって手を動かす子どもたち。
ボランティア社員は、
「いろいろ試す中で性能が上がることもあれば下がることもありますが、トライ&エラーを重ねながら前に進んでいくことがモノづくりの基本であることを感じてもらえたと思います」
「机上ではイメージできないことを実体験し、ボート作りに繋げていくことでマリンフィールドを想像してもらえるし、勉学の延長線上にモノづくりがあることを感じてもらえるとうれしいですね」
「世界に一つだけのボートを作るといった子どもならでは発想で、自分流のアレンジをどんどんできるチャンスであり、子どもたちの感性が磨かれる教室だと思います」
というように、作り方を教えるだけではなく、改善・改良や実体験の大切さを伝えつつ、さまざまな発想を引き出すサポートで、一緒にボート作りを進めていきました。
その後、子どもたちは自身が作ったボートでレースに出場。こちらの期待通り、勝てば大きく喜び、負ければ悔しがる、さらに何度も改善・改良を重ねてさらに良いボートを作ろうとする意欲的な姿を見せてくれました。