ボートふしぎ発見教室：イベントレポート7

イベントレポート

「ボートふしぎ発見教室」は、参加していただいた子どもたちを、当社やグループ会社の社員がそれぞれの知見でサポートしながら、ボートを作り、そのボートでタイムを競い合う中で課題を見つけ改善していくプロセスを通して、科学的探究やモノづくりのおもしろさを感じてもらい、創造的思考を身につけていただく人気のイベントです。

今回は2023年に入って初となるイベントとなりましたが、新しいレース用設備を導入して開催。午前・午後の2回にわたって行い、9組16名の子どもたちに参加していただきました。

新しいレース用設備は、本活動に参加してきたボランティア社員が、イベントを通じて感じた課題を持ち寄り、それぞれの専門知識を使って設計。キーとなるパーツに関しては当社の3Dプリンタなどの設備を活用するなど、この冬の間に製作し、満を持してのデビューとなりました。

一番の変更は、これまではプールが短く、すぐにレースが終わってしまっていたことからプールを伸ばしたこと。これを実現したのが滑車の採用ですが、同時に抵抗が少なくなったり、各コースでの差異を軽減できるなど、よりスピード感があり、公平なレースを実現しました。

実際に参加してくれた子どもたちも、固唾を飲んでレース展開を見守り、そのタイムや順位に喜び、時には悔しがって改良を繰り返す姿を見せてくれました。

新型コロナウィルス感染症に関する制限の緩和が進み、さまざまな活動がコロナ前に戻りはじめています。ヤマハ発動機では今年も、お子様を対象としたたくさんのイベントを予定していますので、ぜひご参加いただければと思います。