マリンジェット(MJ-FX Cruiser SVHO)の作り方レシピ
羊毛フェルトで再現されたマリンジェット(MJ-FX Cruiser SVHO)。作るための型紙と作り方ムービーをご紹介し
「マリンジェット」を羊毛フェルトで作ってみましょう
ジェットポンプ噴流によって水上を自由に駆け回って楽しむ「マリンジェット」。
マリンジェットのフラッグシップモデルを羊毛フェルトで再現しました。その作り方レシピをご紹介します。
型紙とムービーを見ながら、ぜひチャレンジしてみてください。
羊毛
ベースを作るためのシート羊毛とつぎの色の羊毛を用意してください。色付けにはこれらの色を混ぜて色を作り、刺しつけていきます。
詳しくは作り方ムービーをご覧ください。
■シート羊毛
■スライバー
- 薄いグレー
- 濃いグレー
- 黒
- 赤
用意する道具
「初心者でも失敗しない羊毛フェルトの作り方(基礎講座)」ページで紹介している基本的な道具の他、マリンジェットを作るにあたって次の道具が必要です。
[1]接着剤 [2]油性ペン [3]目打ち [4]ピンセット [5]ラジオペンチ [6]ニッパー [7]ハサミ [8]定規 [9]ワイヤー [10]まち針
型紙
各パーツを作るにあたって、型紙にあわせて形と大きさを整えていく必要があります。型紙はPDFで提供しますので、ダウンロードしてプリントの上ご使用ください。
プリントアウトの際は、実寸印刷となるよう、シートの目盛りと定規を照らし合わせて印刷方法を調整してください。
仕上げの固さを確認しましょう
ニードルで羊毛を刺していくと、どんどん羊毛は固くかたまっていきます。どれくらいの固さになるまで刺し続けたらいいか、迷ってしまうかもしれません。
マリンジェットを作るには、「初心者でも失敗しない羊毛フェルトの作り方(基礎講座)」のフェルトボールを作り方でご紹介している、1gの羊毛で1.8cmのボールにした時の固さを基準にしています。
固さが足りないと、組み立ての際歪んでしまったり、作品が崩れてしまうことがあるため、しっかり刺して固めることが大切です。
1 パーツAを作る
A-1を作る
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型紙A-1よりも一回り大きくちぎった黒いシート羊毛を形を整えながらニードルで刺していく
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型紙の側面にあわせてパーツを作っていく
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サンドイッチカードを使って形をはっきりと作っていく
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太さを10mmにする部分は羊毛を付け足して刺していく
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型紙に合わせ側面パーツを刺しつけていく
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黒と濃いグレーの羊毛を1:1で混ぜる
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※この混色した羊毛はこの後も使用するため、多めに作っておきましょう
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ひとつまみ取り、細かくちぎって少しずつ色をかぶせて浅く軽く刺していく
※画面に映っている面が表面となります。 -
裏面は周囲10mmだけ色を刺し、おもて面は全て色を付ける
A-2,A-3を作る
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型紙A-2よりも一回り大きくちぎった黒いシート羊毛を形を整えながらニードルで刺していく
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なるべく硬くなるまで刺していく
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混色した羊毛を少しずつかぶせて刺しながら色を着ける
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全体に浅く軽く刺して仕上げる
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赤い羊毛を細かくちぎり、中央に三角を刺しつける
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同様にA-2を2つ、A-3を2つ作る
2 パーツB、Cを作る
パーツBを作る
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型紙Bよりも一回り大きくちぎった黒いシート羊毛を形を整えながらニードルで刺していく
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底面を型紙に合わせて刺していく
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底面の形が平らな状態でできあがったら羊毛を重ねながら刺していき高さを作る
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高さは型紙の側面の形になるよう刺していく
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裏面以外に色を着ける
混色した羊毛を少しずつかぶせて刺しながら色を着ける -
全体を刺し終えたら型紙の形とあっているか確認する
パーツCを作る
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型紙Cよりも一回り大きくちぎった黒いシート羊毛を形を整えながらニードルで刺していく
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底面を型紙に合わせて刺していく
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底面の形が平らな状態でできあがったら羊毛を重ねながら刺していき高さを作る
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高さは型紙の側面の形になるよう刺していく
全体を刺し終えたら型紙の形とあっているか確認する -
裏面以外に色を着ける
混色した羊毛を少しずつかぶせて刺しながら色を着ける -
側面に赤いラインを着ける
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赤いスライバーをひとつまみ取り指先でねじって刺す
3 パーツDを作る
パーツD-1を作る
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型紙D-1よりも一回り大きくちぎった黒いシート羊毛を形を整えながらニードルで刺していく
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底面を型紙に合わせて刺していく
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側面の三角部分を作る
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羊毛を重ねながら刺していき高さを作る
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型紙に合わせて形を確認する
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左右のV字部分を作る
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黒のシート羊毛を指先でロール状にしてから刺していく
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型紙に合わせて形を確認する
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同じパーツを2つ作る
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土台に刺しつける際、V字の先端は浮いた状態のままにしておく
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裏面とV字の間には色を着けず、それ以外に色を着けていく
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混色した羊毛を少しずつかぶせて刺しながら色を着ける
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ラインを赤い羊毛で刺す
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V字の両側に赤いラインを入れる
パーツD-2を作る
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ワイヤーを110mm用意する
真ん中の55mm、左右端から2.75mm部分に印をつける -
左右2.75mm部分をペンチで折り曲げる
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赤い羊毛を短くちぎり、端から10mm分ワイヤーに挟んでワイヤーをねじっていく
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中央部分は黒の羊毛を挟んで同様にねじる
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同様に反対側も赤い羊毛をねじり、ニードルで刺していく
ワイヤーが見えてしまう場合は、羊毛を足して刺す -
形を整えながら刺していく
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ワイヤー100mmを半分に折り、先に作ったパーツの真ん中に挟む
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ワイヤーに黒の羊毛を挟んで先端15mmを残してねじる
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黒い羊毛を刺していく
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※ニードルが中のワイヤーに挟まって折れないよう気をつけて刺してください
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左右の赤い部分が8mmになるよう黒い羊毛を足して刺していく
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混色した羊毛を少しずつかぶせて刺しながら色を着ける
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型紙にあるグラフィックを赤い羊毛で刺す
型紙に合わせて形を確認する
パーツD-3、D-4を作る
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型紙D-3よりも一回り大きくちぎった黒いシート羊毛を形を整えながらニードルで刺していく
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角を出すため針先を中心に向けて刺し型紙の形に整えていく
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混色した羊毛を少しずつかぶせて刺しながら色を着ける
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型紙を参考に赤い羊毛でラインを刺し付ける
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白い羊毛を少量とり、指で丸めて小さな丸を刺す
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同様にD-4を作る
パーツD-5を作る
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型紙D-5よりも一回り大きくちぎった黒いシート羊毛を形を整えながらニードルで刺していく
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混色した羊毛を少しずつかぶせて刺しながら色を着ける
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型紙に合わせて形を確認する
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型紙を参考に赤い羊毛でラインを刺し付ける
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同じパーツを2つ作る
4 パーツEを作る
パーツE-1を作る
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型紙E-1よりも一回り大きくちぎった黒いシート羊毛を形を整えながらニードルで刺していく
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底面を型紙に合わせて確認する
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高さ15mmまで羊毛を重ねて高さを作る
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側面の図に合わせ、丸めた羊毛を刺して凹凸を作っていく
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きれいに角が出るように刺していく
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先端部分を羊毛を付け足して形を整えながら刺し付けていく
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薄いグレーのスライバーを少しずつかぶせて刺しながら色を着ける
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混色羊毛でシートの模様部分を刺す
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混色羊毛でシートの上面中央部を刺す
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赤い羊毛を短くちぎり、型紙を参考に刺していく
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真ん中に黒いラインを入れる
パーツE-2を作る
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ワイヤー160mmを半分に折り、両端5mm部分に印をつける
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黒い羊毛を均等に挟んで5mm残してねじる
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羊毛が少ないところやワイヤーが見えている部分に羊毛を足して太さを均等にする
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混色した羊毛を少しずつかぶせて刺しながら色を着ける
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型紙の側面図を参考に、ラジオペンチで曲げていく
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5mm残した部分は内側に曲げておく
5 パーツF、台座を作る
パーツF-1を作る
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型紙F-1よりも一回り大きくちぎった黒いシート羊毛を形を整えながらニードルで刺していく
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型紙の側面図を参考に、羊毛を重ねて刺しながら厚さをつける
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型紙の背面図の形にも合うよう刺していく
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羊毛を指先でねじって細くし、底面のラインを刺していく
※見やすいよう色を変えて撮影しています -
ラインの先端部分は、羊毛を重ねて凹凸を出す
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①②➂部分を混色羊毛で①から順に刺していく
②➂の四隅に黒い羊毛で点を刺す -
側面の左右に赤と濃いグレーでグラフィックを刺す
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背面の中心、約8×10mmの長方形にハサミを深さ3mm入れる
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ピンセットで切った部分をつまんで取り出す
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抜き取った部分を深さ3mmになるまでニードルで刺す
※見やすいよう色を変えて撮影しています
パーツF-2を作る
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薄いグレーのスライバーをひとつまみ取り、指で丸めて筒状に刺す
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黒い羊毛少量を指先で丸めて正面に刺し付ける
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くぼませた部分の中央にF-2を入れて、ニードルで奥の方に刺す
台座パーツを作る
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型紙よりも一回り大きくちぎった黒いシート羊毛を形を整えながらニードルで刺していく
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型紙に合わせ、高さ10mmになるよう羊毛を重ねる
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赤いスライバーを少しずつかぶせて刺しながら色を着ける
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同じパーツを2つ作る
6 組み立て
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パーツAの後方から15mmの部分にまち針を刺す。
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パーツCの後方をまち針地点に合わせる
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重ねた周囲を、全てニードルを斜めに入れて刺していく
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パーツCの先端にパーツD-1後方を合わせて刺し付けていく
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合わせた部分に上から混色羊毛を足して刺し、接続ラインの隙間を埋める
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型紙を参考に、パーツE-1★3にパーツC★1を合わせて刺し付ける
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E-2を取り付ける箇所に目打ちで穴を開け、ワイヤー先端に接着剤を着けて取り付ける
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パーツBをパーツDのV字の間に差し込む
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後方はパーツE★2の位置に刺す
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接続ライン部に、混色羊毛を刺して埋める
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D-1で浮いた状態のV字先端を、パーツBに刺し付ける
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パーツA-2、A-3を両脇に刺し付ける
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パーツD-3にD-4を刺し付ける
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パーツBにD-3+D-4を刺し付ける
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パーツD-3の後方●印部分を刺して平らにする
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平らにした部分に薄いグレーのスライバーでメーター部を刺し付ける
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中央部分に濃いグレーの羊毛で四角形を刺す
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パーツD-5を刺し付ける
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両側に取り付ける
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メーター下から10mmのところに目打ちで穴をあける
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D-2のワイヤーに接着剤をつけ穴に差し込む
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パーツAの先端、パーツDが重なった部分に混色羊毛を刺し、接続部分の隙間を埋める
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組み上がった上部の裏面、後方約8mmの位置にまち針を刺す
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パーツFの後方をまち針の位置に合わせ、周囲を刺していく
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上部の両側に赤いラインを刺していく
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完成!
公式SNSギャラリー
みなさんの作品を募集中!
このサイトのレシピで作ったみなさんの作品を、Instagram「ヤマハ発動機:あみぐるみ・羊毛フェルト」公式アカウントで紹介させてください。投稿ページから作品の写真をアップロードしていただければOK。
みなさんの作品をお待ちしてます。
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