初心者でも失敗しない羊毛フェルトの作り方
羊毛フェルトを作っていくために身につけたい基礎知識をムービーでご紹介します。
羊毛フェルトには「ニードルフェルト」と「ハンドメイドフェルト」の2つの手法があります。このコンテンツでは、立体物を作っていける「ニードルフェルト」をご紹介していきます。
ニードルフェルトが始まったのは120年ほど前。特殊な針を使って羊毛を刺することで密度の高い繊維塊、フェルト化する手法です。
この基礎講座をご覧いただいて、あなたもニードルフェルトをはじめてみてはいかがでしょうか。
1 用意する道具
羊毛の他に用意する道具を紹介します。
はかり:羊毛の重さを測るのに使います。 マット+マットカバー:マットの上にマットカバーを置きピンで四隅をとめて使います。 サンドイッチカード:ダンボールか厚紙を切って折って自作します。小さなパーツを挟んで作業する時などに使います。
- 3種類のニードル
- A. 太針:筋や、くぼみなどを作る時に使います。
- B. まとめ用針:最初のふわふわした状態から差し固めていく時に使います。
- C. 極細針:ある程度固まって、最後に針穴や目立つ羊毛の繊維を消すために使います。
これらのニードルや専用マットは、
手芸店や羊毛専門店で販売しています。
2 ニードルの持ち方と刺し方
ニードルの正しい持ち方と刺し方を紹介します。
3 羊毛の種類
羊毛の種類と分け方、用途の違いを説明します。
4 フェルトボールの作り方
1gの羊毛で1.8cmのボールを作る方法を紹介します。
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1gの羊毛を使用
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1gの羊毛を計りで測るのが難しい場合、3gを測って3等分する
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1gの羊毛を5等分にする
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5等分の1つをとって固く折りたたむ
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転がしながらボールの中心に向かって刺す
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しっかり刺せたら…
2本目の羊毛を伸ばしながらキツく巻きつける -
3本目の羊毛もキツく巻きつけて刺す
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手のひらを使って転がしながら丸める
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刺して丸めてを繰り返す
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4本目もキツく巻きつけて刺していく
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ふわふわした部分を刺し潰して、表面が滑らかになるようにする
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直径1.8cmになるまで刺し続ける
この固さが仕上げの基本となる -
残った羊毛を10回ちぎり、細かい繊維にする
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仕上げ用ニードルで表面を刺して綺麗に仕上げる
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完成
この固さが作品の基本の硬さとなります。
これより柔らかいと作品が型崩れしやすくなります。
参考にしてください。
5 立方体の作り方
1gの羊毛で2.5cm×1cmの立方体に仕上げる方法を紹介します。
6 型紙の使い方
型紙に合わせて形を作るときの方法を紹介します。
7 その他の基本の作り方
小さいパーツを刺す場合、角を出す場合、ベースに色をつける方法を紹介します。