E-Vino の作り方レシピ
羊毛フェルトになったレトロポップスクーター「E-Vino」。作り方の動画と型紙をご紹介します。
「E-Vino」を羊毛フェルトで作ってみましょう
電気の力で走るレトロポップスクーター「E-Vino」を羊毛フェルトで再現しました。
羊毛フェルト「E-Vino」の作り方レシピを型紙と動画でご紹介します。
オレンジバージョンとライトブルーバージョン2タイプの型紙を用意しています。
レシピをご覧になって、チャレンジしてみてください。
羊毛
ベースを作るためのシート羊毛とつぎの色の羊毛を用意してください。
オレンジバージョン
ライトブルーバージョン
■シート羊毛
シート羊毛:黒
シート羊毛:白
■オレンジバージョン スライバー
- オレンジ
- 黒
- 白
- グリーン
- 赤
- 薄いグレー
- 濃いグレー
■ライトブルーバージョン スライバー
- 水色
- 白
- 黒
- オレンジ
- 赤
- 薄いグレー
- 濃いグレー
■メーター部分:共通 スライバー(少量)
- 薄い茶色
- 赤
- 水色
- グリーン
- 黄色
用意する道具
「初心者でも失敗しない羊毛フェルトの作り方(基礎講座)」ページで紹介している基本的な道具の他、E-Vino を作るにあたって次の道具が必要です。
[1]接着剤 [2]つまようじ [3]まち針 [4]ワイヤー#20(直径0.90mm) [5]ワイヤー#24(直径0.55mm) [6]目打ち [7]油性黒のペン [8]ニッパー [9]マスキングテープ [10]サンドイッチカード
型紙
各パーツを作るにあたって、型紙にあわせて形と大きさを整えていく必要があります。型紙はPDFで提供しますので、ダウンロードしてプリントの上ご使用ください。
プリントアウトの際は、実寸印刷となるよう、シートの目盛りと定規を照らし合わせて印刷方法を調整してください。
仕上げの固さを確認しましょう
ニードルで羊毛を刺していくと、どんどん羊毛は固くかたまっていきます。どれくらいの固さになるまで刺し続けたらいいか、迷ってしまうかもしれません。
E-Vinoを作るには、「初心者でも失敗しない羊毛フェルトの作り方(基礎講座)」のフェルトボールを作り方でご紹介している、1gの羊毛で1.8cmのボールにした時の固さを基準にしています。
固さが足りないと、組み立ての際歪んでしまったり、作品が崩れてしまうことがあるため、しっかり刺して固めることが大切です。
E-Vinoの各部分名称は下の図を参考にしてください。
[1] メーター [2] ヘッドライト [3] フロント [4] フラッシャー [5] フロントフェンダー [6] フロントフォーク [7] タイヤ [8] ステップマット [9] フレーム [10] フートレスト [11] ロワカバー [12] 台座 [13] シート下トランク [14] モーター部 [15] サスペンション [16] リアフェンダー [17] サイドカバー [18] フラッシャー [19] テールライト [20] キャリア [21] シート [22] グリップエンド [23] ブレーキ [24] ハンドル [25] ミラー
1 フロント
フロント
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型紙Aに合わせて白のベース羊毛で形を作る
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上から1㎜の部分にヘッドライトをつける
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型紙6の「図 正面」を見ながら10回ちぎった薄いグレーのスライバーでヘッドライトを刺す
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[オレンジバージョンのみ]
ヘッドライトの周囲にはスライバーをラインに合わせて刺しつける
*ライトブルーver.→白 -
図を見ながらフラッシャー土台を刺していく
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フラッシャー土台の上にオレンジのスライバーを刺していく
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オレンジ円の周囲をグレーで輪郭を刺しゅうする
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ライト下に黒のスライバーで2つの点と溝を刺しつける
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フラッシャーの間に丸いマーク部を刺していく
-
[オレンジバージョンのみ]
こよった黒スライバーでeロゴマークを刺しゅうする -
型紙に合わせてベース羊毛でフロント裏と中央の凹凸部分を刺していく
・オレンジver.→黒
・ライトブルーver.→白 -
型紙に合わせてドリンクホルダーを作る
・オレンジver.→黒
・ライトブルーver.→白上部にグレーのスライバーを刺しつけます
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型紙に合わせてキーボックスを作る
・オレンジver.→黒
・ライトブルーver.→白 -
ドリンクホルダーとキーボックスを図の位置に刺しつける
2 シート、シート下トランク
シート下トランク
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型紙Bに合わせてベース羊毛でシート下トランクの形を作る
・オレンジver.→黒
・ライトブルーver.→白
シート
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型紙Cに合わせてベース羊毛でシートの形を作る
・オレンジver.→白
・ライトブルーver.→黒 -
[オレンジバージョンのみ]
10回ちぎった緑のスライバーで全体に色を付ける -
[オレンジバージョンのみ]
黒のスライバーで模様をつける -
[オレンジバージョンのみ]
シートの背面にYAMAHAを刺しつける
フートレスト
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型紙Dに合わせてベース羊毛でフートレストを作る
・オレンジver.→黒
・ライトブルーver.→白 -
サンドイッチカードに挟みながら刺していく
・オレンジver.→黒
・ライトブルーver.→白
3 タイヤ・リアフェンダー
タイヤ
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#20のワイヤーを110mmに切り直径30mmの輪を作りマスキングテープで留める
これを2つ作る
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ワイヤーに黒のベース羊毛を巻き付けニードルで刺す
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直径38mmのドーナツ状にする
これを2つ作る
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穴の部分に軽く手で丸めたスライバーを入れ刺し固める
・オレンジver.→白
・ライトブルーver.→薄いグレー -
型紙を見ながらホイールの模様を刺しゅうする
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フロント用タイヤの中心に高さ3mm程度の円を白のスライバーで刺しつける(左右とも)
-
リア用タイヤは片面だけにグレーでホイールの中心に高さ3㎜程度の円を刺しつける
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もう片面には黒のスライバーで小さな丸を刺しつける
リアフェンダー
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型紙Fに合わせて黒のベース羊毛で形を作り赤のスライバーで反射板を刺しゅうする
4 ハンドル・ミラー
ハンドル
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78mmに切った#20のワイヤーを型紙に合わせて曲げる
-
曲げたワイヤーに接着剤をつけながらグレーのスライバーを2重に巻き付ける
ミラー
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型紙に合わせて黒のベース羊毛でミラーを作る
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グレーのスライバーでミラー面を刺しゅうする
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#20のワイヤーを35㎜に切り型紙のように曲げる
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ミラーのパーツに目打ちで穴をあけ先端に接着剤をつけたワイヤーを差し込む
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ワイヤーとの接合部に黒のスライバーを巻きつけニードルで刺しつけて固定させる
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左右2つ作る
ブレーキ
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78mmに切った#20のワイヤーに接着剤をつけグレーのスライバーを巻き付ける
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型紙に合わせて曲げる
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同じものを2つ作る
ハンドル部の組み立て
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ハンドルパーツにブレーキパーツを接着剤で固定する
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指でしっかり押さえて固定
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固定した部分からグリップまでを黒のスライバーで巻き付けていきニードルで浅く刺す
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接合部分に黒のスライバーをひとつまみ足し
ニードルで刺して固定させる -
[オレンジバージョンのみ]
グリップエンドにはグレーのスライバーを刺しつける -
ブレーキを固定した部分にミラーを接着剤で留め
上から黒のスライバーでしっかりと刺しつけ固定する -
ハンドル部が完成
5 サスペンション・モーター部
サスペンション
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#20ワイヤーに接着剤をつけグレーのスライバーを巻きつける
-
[オレンジバージョンのみ]
#20のワイヤーに接着剤をつけ白のスライバーを巻きつける -
#24のワイヤーをつまようじに巻きつけ25mmのスプリング状にする
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スプリングの中に#20のワイヤーを通しておく
モーター部
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型紙Iに合わせて黒のベース羊毛で形を作る
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グレーのスライバーで円を刺しゅうする
キャリア
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60mmに切った#20 のワイヤーに接着剤をつけグレーのスライバーを巻き付ける
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U字に曲げておく
フロントフォーク
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115mmに切った#20のワイヤーを型紙の形状に合わせて曲げていく
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黒のベース羊毛を巻きつけ刺し固める
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もう一方のフロントフォークも作る
メーター
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型紙Lに合わせて白のスライバーで形を作る
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[オレンジバージョンのみ]
輪郭をこよった黒いスライバーで刺しゅうする -
色とりどりな点を丸めて刺しつけていく
フロントフェンダー
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型紙Mに合わせて柔らかめの円を作る
・ライトブルーver.→ライトブルー -
型紙に合わせて一部を切り取る
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切り取った部分を合わせて刺したあと型紙の形になるよう形を整えていく
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タイヤより幅が細くならないようタイヤと合わせながら形を作っていく
台座
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型紙に合わせてスライバーで台座を作る
・ライトブルーver.→ライトブルー
6 組み立て1
組み立て1
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フロント下部とフートレストを直角に刺しつける
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シート下トランクの上に凹凸を合わせてシートを刺しつける
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型紙6図フレームを見ながらシート下トランクの真ん中にフートレストの端が来るように刺しつける
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型紙6図フレームを見ながらフートレストの裏側にフレームを黒ベース羊毛で刺しつける
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大きい方を先に刺しつけ、つづいて段差部分を小さいフレームで埋めて固定させる
サイドカバーの刺しつけ
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[オレンジバージョンのみ]
サイドカバーの図を見ながらオレンジのスライバーを刺しつけていく
・ライトブルーver.→ライトブルー -
[オレンジバージョンのみ]
両側同じようにサイドカバーを刺しつける
・ライトブルーver.→ライトブルー -
真上から見てシートよりもサイドカバーが5mm外側にでるくらいまで厚みをつける
-
[オレンジバージョンのみ]
型紙のロゴを見ながら、サイドカバーにE-Vinoロゴを刺しゅうする -
先端の黒い丸を黒いスライバーで刺しつけe文字を白のスライバーで刺しゅうする
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Vinoロゴを白のスライバーで刺しゅうする
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シート、シートボックス、サイドカバーの境目を滑らかにさせる
・ライトブルーver.→白のベース羊毛 -
黒のベース羊毛を境目に刺しつける ・ライトブルーver.→白のベース羊毛
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フートボードのサイドにスライバーで色を付ける
・ライトブルーver.→ライトブルー -
シートの後ろ下側に目打ちで穴を開け先端に接着剤をつけたキャリアパーツを差し込む
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刺しこんだあとリアカバーに沿わせて少し湾曲させる
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フロント内側の半円部分にハンドルをまち針で固定して白のスライバーをドーム状になるように乗せ刺し固める
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ドーム状の上にメーターを置いて刺しつける
7 組み立て2
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フロント用タイヤの中心に目打ちで穴を開ける
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フロントフォークの先端に接着剤をつけて差し込みニードルで刺しつける
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タイヤのついたフロントフォークをフロントの凹んだ部分へ黒のベース羊毛で刺しつけて固定
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タイヤの上にフロントフェンダーをかぶせてフロント側に刺しつける
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フロントフェンダーの下部ラインが水平になるように調整して刺す
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リア用タイヤを、グレーの円が左側になるようにサイドカバーの下に刺しつける
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リアタイヤの左側にモーター部を刺しつける
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目打ちでサイドカバー下に穴をあけサスペンションの先端に接着剤をつけて差し込む
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サスペンションの下側はタイヤのグレー部分にグレーのスライバーで刺し止めて固定する
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リアフェンダーをテールライトの下に刺しつける
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テールライトを赤のスライバーで刺しつける
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周りにグレーのスライバーを刺しつける
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後ろのフラッシャーを白のスライバーで刺しつける
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フラッシャー土台の上にオレンジのスライバーを刺しつける
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オレンジの周りにグレーのスライバーを刺す
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もう片方も同じように刺しつける
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台座の凹み部分を本体のフレーム部分に差し込むとE-Vinoを自立させることができる
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完成!
8 ライトブルーバージョン編
フロント
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型紙6の「図 正面」を見ながらライトブルーと白のスライバーで色を刺していく
初心者マーク
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型紙6の「図 正面」を見ながら初心者マークを緑と黄色のスライバーで刺しつける
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こよった黒の羊毛で、初心者マークの輪郭を刺しゅうする
フラッシャー
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図を見ながらフラッシャー土台をグレーのスライバーで刺していく
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フラッシャー土台の上にオレンジのスライバーを刺していく
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オレンジ円の周囲を黒で輪郭を刺しゅうする
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もう片方のフラッシャーを同様に作る
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フロントライト下に2つの黒い点、その下に黒の溝、左右フラッシャーの間には音叉マークを刺しつける
マット
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型紙Dに合わせて白のベース羊毛でフートレストを作る
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そこに黒のスライバーでマットを刺しつけていく
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完成時にはこのようになります
タイヤ内側
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タイヤの穴部分に軽く丸めた薄いグレーのスライバーを入れて刺し固める
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ホイールの形を刺しつけた完成形
サスペンション
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#20のワイヤーにはグレーのスライバーを巻きつける
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#24のワイヤーには黒のスライバーを巻きつける
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#24のワイヤーをつまようじに巻きつけ25mmのスプリング状にする
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スプリングの中に#20のワイヤーを通しておく
メーター
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メーター上面の輪郭をライトブルーのスライバーで刺しゅうする
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メーターを刺しつけた完成形
台座
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台座はライトブルーのスライバーで色を刺す
サイドカバー
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サイドカバーの形を見ながらライトブルーのスライバーを刺しつける
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真上から見てシートよりもサイドカバーが外側に5mmほど出るくらいまで厚みをつける
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型紙のロゴを見ながらサイドカバーにVinoのロゴを刺しゅうする
リアカバー
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リアカバーに白のスライバーを刺しつけるサイドカバーと高さが同じ程度になるよう刺す
グリップエンド
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グリップエンドには黒のスライバーを刺しつける
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ライトブルーバージョンの完成
公式SNSギャラリー
みなさんの作品を募集中!
このサイトのレシピで作ったみなさんの作品を、Instagram「ヤマハ発動機:あみぐるみ・羊毛フェルト」公式アカウントで紹介させてください。投稿ページから作品の写真をアップロードしていただければOK。
みなさんの作品をお待ちしてます。
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