ジャパンモビリティショー2023
ジャパンモビリティショー2023 ヤマハ発動機ブースの情報をご覧いただけます。
未来は、踏みだす勇気で変えられる。
ヒト型自律ライディングロボット「MOTOBOT」(2015年発表)や「MOTOROiD」の研究で獲得した技術を基盤に開発した二輪車安定化支援システム「AMSAS」は、特に歩行速度のような極低速運転における転倒不安や疲労からライダーを解放し、安心・快適に二輪車を楽しむための技術です。
ELOVEは、“Game changing!”をコンセプトに、電動スクーターに「AMSAS」を搭載したモデル。スタンダードなモデル(写真)と、原付スクーターで通学する離島の高校生や、プロ車いすテニスプレーヤーとの共創活動で生まれた車両の 2台を展示します。
二輪車安定化システム
Advanced Motorcycle Stability Assist System(AMSAS)
二輪車の事故はライダーの認知・判断・操作のミスに起因しており、そのうち約7割はこれらのミスが起きて2秒以内に発生しているというデータがあります。ヤマハ発動機は「危険予知」「被害防止・防衛」「緊急回避」「被害軽減」の観点から、ライダーの安心感と楽しさの両立を目指して運転支援技術の開発を進めています。昨年発表した二輪車安定化システム「Advanced Motorcycle Stability Assist System(AMSAS)」は駆動力・操舵力を制御して車両の低速走行を安定化する技術で、フレーム加工が不要なため既存車両にも適用しやすいという特長があります。現在は6軸センサーとアクチュエーターの制御で、ライダーの技量に関わらず歩行速度レベルでの低速走行が可能になりました。既に実用化された「レーダー連携ユニファイドブレーキシステム」との連携でも開発が進んでいるほか、自転車など幅広いパーソナルモビリティへの応用も期待されています。
ELOVEをデザインした“GK Dynamics”と一緒に
ものづくりを探求出来るオンライン・プラットフォーム!
がまんする「つかいびと」から、笑顔あふれる「つくりびと」になる。
GKモノ/コトLab.は、株式会社GKダイナミックスという総合デザインファームではたらく社員の有志活動です。つくり手側の論理、密室化している開発現場、「お客さまユーザー」という意図的な区分けや隔たりは、そもそも本当に正しいのだろうか。何かをつくり、生み出す行為は人間の根源的な悦びであるからこそ、誰もが “つくる側” なのではないか。戦後から当たり前のように分けられてきた「つくるーつかう」の関係があわいのように溶け合うものづくりの仕組みを自分たちで創れないだろうか。あるべきものづくりの姿、次代のものづくりの姿を探究する実験的な試みとして、GKモノ/コトLab.は活動しています。