バイク・スクーター・船外機をつくる仕事
ヤマハ発動機のバイク・スクーター・船外機をつくる工程には、さまざまな種類の仕事があります。それぞれの仕事内容を紹介します。
鋳造(ちゅうぞう)
アルミの溶湯(アルミ合金を高温で熱して液体にしたもの)を金型に流し込み、冷やして固めることで目的の形にします。
鍛造(たんぞう)
鉄をプレス機でたたき、エンジン内部品(トランスミッション軸、歯車、クランクなど)を成形します。「鍛えて造る」と書くように、たたくことで強度が高まります。
機械加工
工作機械(NC旋盤、マシニングセンタ、研削盤など)を操り、エンジン内部品(トランスミッション軸、歯車、クランク、カムシャフトなど)を高精度に仕上げます。
プレス、溶接、塗装、ユニット組付
鉄板を曲げ、つなぎ合わせ、色を塗り、組み付けて仕上げます。
エンジン組立
社内工場や協力メーカーから納入された部品の組立作業を行い、エンジンとして完成させます。最終工程で機能検査を実施します。
車体・ユニット組立
社内工場や協力メーカーから納入された部品の組立作業を行い、製品として完成させます。数百種類のオートバイを出荷しています。
船外機組立
社内工場や協力メーカーから納入された部品の組立作業を行い、船外機として完成させます。世界180以上の国と地域へ出荷されます。
完成検査
組立ラインで完成した製品に対し、電装・機能・外観の検査を実施。お客さまに安全と高品質を提供します。
工場管理
協力メーカーから部品を受け入れ、製造工程へ供給します。また、組み立てられた製品を分解し、出荷します。
品質検査
工場でつくられた製品や納入された製品を、各種計測機器や最先端精密計測技術を使って検査し、品質・精度を保証します。
設備保全
工場が健全に操業できるよう、高度な技術でメンテナンスを行い、設備を維持管理します。