2006年
ヤマハが2006年に参戦したレースのアーカイブをご覧いただけます。
V・ロッシ連覇ならずランキング2位
ロッシが連覇ならず!ランキング2位
-
-
V・ロッシは全17戦中5勝を挙げたが序盤のアンラッキーが影響してランキング2位に終った。C・エドワーズはランキング7位、C・チェカとJ・エリソンはそれぞれ15位、18位となった。
開幕戦はL・カピロッシ(ドゥカティ)とMotoGPデビュー戦のD・ペドロサ(ホンダ)の一騎討ち、カピロッシが逃げきることとなった。ヤマハにとっては、この日は不運が重なった。4選手とも11 位以下に甘んじたのだ。ロッシは最初の1コーナーで他者と接触し転倒、トップから50秒近く離され、最後尾から追い上げて14位。エドワーズはロッシの転倒を避けようとコースアウト、最後尾から2番目の位置から挽回するも11位。この年ヤマハに復帰したチェカは序盤7番手につけるが13位。エリソンは16位に終った。
ロッシの挽回は直ぐに始まった。まず第2戦カタールで優勝、トルコで4位となる。しかし中国、フランスでは何れもトラブルでリタイアを喫し、ランキングも首位から40点以上離され8位に後退する。ところが続くイタリア、カタルニアで連勝してランキング3位まで巻き返していく。オランダでは予選の負傷で表彰台を逃したが、イギリスで2位、ドイツで4勝目を飾るとランキング2位にあがり首位N・へイデン(ホンダ)との差を26点まで詰める。アメリカGPではヘイデンが優勝するのに対し、ロッシはまたしてもトラブルでリタイア、ランキングも4位に下がる。しかし反撃は続いた。続くチェコで2位、マレーシア優勝、オーストラリア3位となり首位との差を21点につめていくと日本、ポルトガルで何れも2位となりへイデンを逆転して8点差の単独首位にたつ。迎えた最終戦バレンシアではロッシがポールポジション。しかしスタートに失敗し5周目のブレーキングで転倒。再スタートして追い上げ7台を抜くも、3位を走るヘイデンを抑えることは出来ず逆転を許し、ランキング2位でシーズンを終えた。エドワーズが健闘したのはロッシが怪我で振るわなかったオランダ。フロントロウからスタートして終始レースをリード。そのままハイペースで初優勝めざし、ヘイデンとバトルしながら最終ラップに突入。ヘイデンは最終シケインで仕掛けたところで自らコースアウト、これでエドワーズの優勝が確実かに見られたが、直後の左ターンでエドワーズがグラベルに乗って転倒。コースに戻ったヘイデンに抜かれ優勝をさらわれた。エドワーズはその後再スタートするがチェッカーを受けたのは13番目。シーズン全17戦中16戦でポイントを獲得し、ランキング7位となった。
-
Cate. Rider Machine MotoGP Valentino Rossi YZR-M1(0WR3) MotoGP Colin Edwards YZR-M1(0WR3) MotoGP Carlos Checa YZR-M1(0WR3) MotoGP James Ellison YZR-M1(0WR3)
-
Pos. Cate. Rider Constructor Point 1 MotoGP N. Hayden Honda 252 2 MotoGP V. Rossi Yamaha 247 3 MotoGP L. Capirossi Ducati 229 4 MotoGP M. Melandri Honda 228 5 MotoGP D. Pedrosa Honda 215 6 MotoGP K. Roberts Jr KR 134 7 MotoGP C. Edwards Yamaha 124 15 MotoGP C. Checa Yamaha 75 18 MotoGP J. Ellison Yamaha 26
-
Pos. Constructor Point 1 Honda 360 2 Yamaha 289 3 Ducati 248 4 Suzuki 151 5 KR211V 134 6 Kawasaki 109