1976年
ヤマハが1976年に参戦したレースのアーカイブをご覧いただけます。
ファクトリー活動を休止
ファクトリー参戦休止、チェコットがルマンで2位
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1976年ヤマハは国際的な経済的状況を判断し、日本以外でのファクトリー参戦休止した。しかしGP開幕戦のフランスで話題となったのは、ベネズエラ人ライダー。J・チェコットがYZR500(0W23)を駆り出場し、決勝ではチャンピオン候補のB・シーン(スズキ)に次ぐ2位表彰台を獲得した。しかしシリーズ戦はスズキの優勢のまま流れた。全10戦中スズキが8勝、MVアグスタとヤマハは1勝のみで、コンストラクタータイトル、ライダータイトルともスズキが獲得、チャンピオンはシーンが獲得した。この年、ヤマハ車の優勝は第4戦マン島TTだけで、ライダーはTZ350改を駆ったアイルランドのT・へロンだった。
3年連続コンストラクタータイトル獲得
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6月5日~11日に開かれたマン島TTレース、350ccクラスではヤマハの英国のC・モニティマが優勝。500cc、250ccでのヤマハ選手の優勝とあわせ、マン島の3クラスでヤマハが優勝した。またヤマハを駆るライダーは10戦中5レースで優勝する活躍で、ヤマハは3年連続コンストラクタータイトルに輝いた。
マン島では3クラス優勝
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マン島TTレースの250ccクラスでは、ヤマハを駆るアイルランドのT・へロンが優勝、500cc、350ccのヤマハライダーの優勝とあわせ、マン島3クラス制覇を達成した。なお250ccクラスでは、プライベイト参戦の片山敬済が優勝1回、2位などでランキング2位となった。
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Pos. Cate. Rider Constructor Point 1 500cc B. Sheene Suzuki 72(87) 2 500cc T. Lasivuori Suzuki 48(54) 3 500cc P. Hennen Suzuki 46 4 500cc M. Lucchinelli Suzuki 40 5 500cc J. Newbold Suzuki 31(34) 6 500cc P. Coulon Suzuki 28 6 500cc J. Cecotto Yamaha 12
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Pos. Constructor Point 1 Suzuki 90(136) 2 Yamaha 48(55) 3 MV Agusta 26 4 Hermetite 1 5 Nava 1