YZR-M1(0WN3)
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YZR-M1(0WN3)(2003年)
フューエルインジェクション及びICSを採用
出力特性と旋回性能の向上をテーマに開発。従来のキャブレター式からからFIとなり、エンジンブレーキ制御システムはICS(アイドル・コントロール・システム)に変更された。ツイン・インジェクターのFIは、各コースでのマッピング適応性、コントロール性、燃費向上などに貢献。これに連動しエアボックス容量も拡大、最高出力では初期開発モデル比で約25PSアップとなった。エンジン性能を制御するEMS(エンジン・マネージメント・システム)としてのICSは、運転状況に応じ4気筒中の2気筒のスロットルバルブの開閉をECU経由のサーボモーターでアジャスト、制動時の安定性と旋回性を引き出した。新フレームは、前年型比較で縦剛性14%、ねじり剛性11%アップを図り、優れたバランスを達成。エアロダイナミクスを投入した新設計フェアリングにより、優れた操安性と高速性能を実現、最高速320Km/h(テスト値)を記録した。
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- ・排気量 - 990cc
- ・最高出力 - 200PS以上