YZR500(0WK1)
ヤマハが過去に参戦してきたマシンデータをご覧いただけます。
YZR500(0WK1)(1998~99年)
無鉛仕様でも各コースの最高速を更新
車両規則変更に対応した無鉛ガソリン仕様モデル。Vバンク角を70度に戻し、圧縮比変更、マフラー形状変更、ケイヒンキャブレター採用(従来はミクニ製)、クランクケースロス馬力低減、冷却性アップなどの相乗効果により、卓越した性能を発揮。J・M・バイル、阿部典史、S・クラファー、R・ラコーニが各コースの最高速記録を更新し、クラファーはイギリスGPでGP500初優勝を飾った。M・ビアッジ、阿部、ラコーニが1勝ずつを記録した1999年の0WK1は、前年の熟成モデル。シーズン中盤、フロントの接地感を高めるため、ビアッジ車のフロントカウル左右にウイングが装着されたが、フルバンク時のダウンフォース特性との関係で、後半は元に戻された。
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- ・排気量 - 499cc
- ・最高出力 - 180PS以上
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1998年
優勝1回 Simon Crafar Red Bull Yamaha WCM イギリス 1999年
優勝1回 阿部典史 Antena3 Yamaha D’Antin ブラジル 優勝1回 Regis Laconi, Red Bull Yamaha WCM バレンシア 優勝1回 Massimiliano Biaggi Marlboro Yamaha Racing Team 南アフリカ