YZR500(0W98)
ヤマハが過去に参戦してきたマシンデータをご覧いただけます。
YZR500(0W98)(1988年)
右2本出しマフラー&左右非対称リアアーム
ロータリーディスクバルブ時代の名残りだったエンジン挟み角60度を、クランク室リードバルブに合わせて70度に拡大し、周辺スペースの最適化を行った。また下側(前側)2気筒分のエキゾーストパイプを、エンジン下でクロスさせ右後方へ取り回すレイアウトに変更。それに合わせて、右側が大きく上側に湾曲した左右非対称リアアームを採用した。このほか、第12戦イギリスGPで初めてカーボンディスクブレーキを装備し、W・レイニーがGP500初優勝を果たしている。このシーズン、E・ローソンが通算7勝を挙げて3度目のタイトルを獲得。K・マギー、レイニーも各1勝を記録し、ヤマハは3年連続5度目のメーカータイトルを獲得した。
-
- ・排気量 - 499cc
- ・最高出力 - 150PS以上
-
1988年
優勝1回 Kevin Magee Team Lucky-Strike Roberts スペイン 優勝1回 Wayne Rainey Team Lucky-Strike Roberts イギリス 優勝7回 Eddie Lawson Yamaha Marlboro Team アメリカ、ポルトガル、イタリア(ネイション)、オーストリア、フランス、スウェーデン、ブラジル