YZR500(0W81)
ヤマハが過去に参戦してきたマシンデータをご覧いただけます。
YZR500(0W81)(1985~86年)
逆転2軸クランク採用の新設計V4
0W81は、V型4気筒エンジンを全面新設計。2本のクランク軸をそれぞれ逆向きに回転(前側クランク軸=進行方向、後側=進行方向逆向き)させる独自の機構によって、操縦安定性に対するジャイロモーメントの影響を抑制。さらにエンジン外殻をフレーム剛性メンバーとして機能させ、卓越したハンドリング特性を引き出した。これにより、1985年、E・ローソンがランキング2位、C・サロンが3位を獲得。1986年にはいっそうの出力向上(140PS→145PS)とディメンション最適化、シート形状変更などを行い、ローソンが2年ぶり2度目の世界チャンピオンを獲得。また全日本選手権では平忠彦が500ccクラス3連覇を達成した。
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- ・排気量 - 499cc
- ・最高出力 - 140PS以上
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1985年
優勝1回 Christian Sarron Team Sonauto Gauloises 西ドイツ 優勝3回 Eddie Lawson Yamaha Marlbor Racing Team 南アフリカ、ユーゴスラビア、サンマリノ 1986年
優勝1回 Randy Mamola Team Lucky-Strike Roberts ベルギー 優勝7回 Eddie Lawson Yamaha Marlboro Team イタリア(ネイション)、西ドイツ、オーストリア、ユーゴスラビア、フランス、スウェーデン、サンマリノ