YZR500(0W23)
ヤマハが過去に参戦してきたマシンデータをご覧いただけます。
YZR500(0W23)(1974~75年)
GP500専用開発、カセットミッション採用
1974年のベルギーGPから登場した0W23は、TZ750と異なるGP500cc専用設計のマシン。エンジン、車体を大幅に軽量・小型化し、ホイールベースも短縮。またメイン軸、ドライブ軸、シフター機構を一体で引き出すカセットミッションの採用により、整備性を大きく向上させた。段つきテーパー型と呼ばれる新形状マフラーは、ディフューザー部をなだらかなラッパ状にし、膨張室終部をお椀状として最高出力とピーク域以降のトルク特性を改善したもの。1975年、G・アゴスチーニがヤマハ初のGP500ライダーチャンピオンに輝いた。
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- ・排気量 - 494cc
- ・最高出力 - 90PS以上
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1975年
優勝4回 Giacomo Agostini - フランス、西ドイツ、イタリア(ネイション)、フィンランド 優勝1回 金谷秀夫 - オーストリア