YZR250(0W82)
ヤマハが過去に参戦してきたマシンデータをご覧いただけます。
YZR250(0W82)(1986年)
2軸クランクの初代Vツイン
市販レーサーベースではなく、60度V型4気筒YZR500(0W81)の先行開発で試作した2軸クランクVツインエンジンと冷却効率を重視した構成の車体を組み合わせて作り上げた、13年ぶりの真性250ccファクトリーマシン。振動を低減する同時爆発エンジンは始動性に問題を抱えていたが、100kgに満たない軽量な車重と高剛性デルタボックスフレームによる卓越したハンドリング性能を備え、1986年の世界GP250で6勝を上げたC・ラバードが彼自身2度目のチャンピオンを獲得。開幕戦で大きなアクシデントに見舞われた平忠彦も、最終戦サンマリノGPで初優勝を果した。
-
- ・排気量 - 249cc
- ・最高出力 - 75PS以上
-
1985年
優勝1回 Carlos Lavado - サンマリノ 1986年
優勝1回 平忠彦 Yamaha Marlboro Team サンマリノ 優勝6回 Carlos Lavado Venemotos Team スペイン、西ドイツ、オーストリア、フランス、オランダ、スウェーデン