RD48
ヤマハが過去に参戦してきたマシンデータをご覧いただけます。
RD48(1961年)
世界GP250の第1号マシン
ヤマハが初めて世界GPに挑戦した250ccマシン。オイルポンプによる強制潤滑と混合ガソリンを併用した2ストローク・空冷2気筒エンジンは、クランク両側にロータリーディスクバルブとフロート室別体式キャブレターを備え、最高出力35PSを発揮。ダブルクレードルフレームを軸とする車体は、リアサスペンションの固定方法やリアアームの断面を楕円形にするなど、イタリアの市販レーサーを参考に設計された。外観上、ハンドルまで覆い隠す巨大なフロントカウルが特徴だったが、最終戦アルゼンチンGPで改良された。RD48の“R”はレーサー、“D”が250cc(125cc=A)を意味し、“48”はエンジンの開発コードYX48に由来している。
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- ・排気量 - 246cc
- ・最高出力 - 35PS以上