RD05A
ヤマハが過去に参戦してきたマシンデータをご覧いただけます。
RD05A(1967~68年)
250cc・V4のパワフルマシン
1964年に登場したホンダ6気筒マシンに対抗するため、ヤマハはRD56に代わる2ストローク・V型4気筒エンジン搭載のRD05を開発した。このV4エンジンは、実績のあるロータリーディスクバルブを生かし、また十分なバンク角を確保するため、RA97の空冷・並列2気筒エンジンを上下二段重ねにする発想から生まれた。1965年イタリアGPでデビューしたRD05は、2戦目から水冷化されたが、優勝は1966年日本GPの1度だけに留まり、1967年、全面的な設計見直しと徹底した軽量・小型化をはかったRD05Aにモデルチェンジ。その年のタイトルこそ逃したものの、翌1968年にはメーカーとライダーの両タイトルを獲得した。
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- ・排気量 - 249cc
- ・最高出力 - 70PS以上