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第2戦Yamaha YZ125 BLU CRU Cup 若手もベテランもYZ125を楽しみながら、それぞれの目標に向かって参戦

レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。

2025年10月3日

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 「Yamaha YZ125 BLU CRU Cup」は、一般社団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)とヤマハ発動機のタイアップ企画として、全日本、また世界へ羽ばたこうとする若いライダーたちを応援することを目的に2024年にスタートしたYZ125によるワンメイクレースです。昨年は2大会が開催されましたが、今年はスポーツランドSUGO(宮城)を皮切りに、名阪スポーツランド(奈良)、オフロードヴィレッジ(10月18日/埼玉)と3大会が開催されます。



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 そして、第2戦が全日本モロクロス選手権近畿大会に併催され、全国から18名のYZ125ユーザーがエントリー。この内12名が10代で最年少は14歳。20・30・40・50代は6名がエントリーし、最年長は51歳となり、決勝では2台減って16台がグリッドに並びました。



 そのグリッドでは、「YAMAHA BLU CRU RACING TEAM」からIA2に参戦し、ランキングトップに立つ中島漱也選手と、ランキング2位の田中淳也選手が激励に登場。特に中島選手はNAやIBではYZ125を駆って力をつけ、昨年にはIA2でチャンピオンに輝いており、ヤングライダーにとっては良きお手本であり、憧れの存在です。そんな彼らがレースに向けてアドバイスをおくるなど、YZ125ライダーたちの背中をおしてレースへと送り出したのです。



 レースは非常に白熱したものになりました。まずトップ争いは、スポーツランドSUGOでの第1戦で激しいバトルを展開して優勝した#88杉本大駕選手(15歳)と、2位となった#22清宮伊織選手(15歳)が今大会でも序盤にトップ争いを展開。ところが、杉本選手が足の怪我で思うようにペースが上がらず、清宮選手がトップに立って独走し、2番手に約10秒もの差を作って見事にリベンジを果たしたのです。勝利した清宮選手は、前回からの成長を感じるとともに、「レース中は後方ではなく、IBのタイムを意識して走りました」というように、すでに先を見据えており、経験を積み上げる鍛錬の場としてこの大会に臨んでいることがわかります。



 その後方では#39平岡正悟選手(43歳)と#373寺⽥楓波鷹選手(16歳)がテール・トゥー・ノーズの2位争いを展開。「Yamaha YZ125 BLU CRU Cup」の一つの理想系である、経験値を持ったベテランと発展途上のヤングライダーによるマッチアップが実現したのです。結果は平岡選手が先行しこれを寺田選手が追撃、一度は寺田選手が前に出るも平岡選手が逆転して2位となりました。レースを終えた二人は、勝ち負けでの喜びや悔しさとともに、「バトルが楽しかった」と話しており、互いに良い刺激が与え合ったようです。



 さて、レース終了後は恒例となっている各賞典の贈呈セレモニーを、中島選手をプレゼンターに迎えて開催。1~3 位のライダーにはBLU CRU クーポン(1位〜3・2・1万円分)、4~10 位のライダーにはYAMALUBE賞としてワイズギア製のトートバッグを贈呈。さらに1位となった清宮選手にはD.I.D 賞として 「D.I.D Dirt Star ST-X」前後リム1セットを贈呈しました。さらに参加賞として、YAMALUBEのスーパーブレーキ&オイルクリーナーやYamaha YZ125 BLU CRU Cup オリジナルTシャツをプレゼント。最後は中島選手も交えての記念撮影でセレモニーを終了しました。

 なお第3戦は、埼玉県のオフロードヴィレッジでの第6戦21Groupカップ 東福寺保雄記念に併催され、10月18日(土)に決勝が行われます。



参加ライダーのコメント(トップ3)



優勝:#22 清宮伊織選手(レーシングチーム鷹)

「今回は3ヵ月ぶりの名阪で、練習走行では全然うまく走れないし、伊良皆選手が速かったんですが、決勝はスタートが出れて順位を上げていきました。SUGOでは悔しい2位で、その時に負けた杉本選手は怪我をしていたのですが、それをしっかりと抜いて逃げ切り、リベンジができてよかったです。
走っている時は、次の目標であるIBのタイムを意識して、後ろを気にするのではなく、自分の走りに集中してタイムを上げていけるように走っていました。また前回のSUGOの時よりもYZ125をしっかり乗りこなせて、成長を感じることもできました。練習の調子が悪かったのですが、勝ててよかったし、めっちゃ嬉しいです! 次のオフロードヴィレッジにも参戦するので、連勝できるように頑張ります。
今は関東選手権のNA(国内A級)にYZ125で参戦していて3勝をあげてランキング2位にいます。来年はIB(国際B級)に昇格してバイクはYZ250Fを予定しています。そのためにも、YZ125でしっかり経験を積んでいきます」



2位:#39 平岡正悟選手(チームモトスペース)

「Yamaha YZ125 BLU CRU Cupは今回で2回目の参加です。前回はオフロードヴィレッジのレースに参加しましたが、上位に入るとBLU CRUのクーポンがもらえたり、参加賞がもらえたりというのは一つのモチベーションになりますし、魅力の一つだと思います。私は元国際A級なんですが、やっぱりレースは楽しいですし、健康のためにも続けてきました。今は近畿とか地方選手権に参戦しています。
普段は450に乗っているんですが、実はこのYamaha YZ125 BLU CRU Cupに出場するためにYZ125を購入しました。今回は若いライダーとのバトルとなりましたが、ミスのないように淡々と走ることに集中。なんとか逃げ切ることができました。
自分の息子と同じくらいの若いライダーたちと一緒にレースするのは本当に楽しくて、一緒にモトクロスをして遊んでいるような感覚なんです。次回のオフロードヴィレッジには仕事があるので出場できませんが、来年も参加したいと思います。そのためにもヤマハさんにはこのレースをぜひ続けてほしいなと思います」



3位:#373 寺⽥楓波鷹選手(WitchCraft)

「2024年のオフロードヴィレッジ以来、今回で2回目の出場となります。地元の千葉にあるサンドコースが好きなのですが、名阪もそのサンドコースなので出場しました。また、今年も関東選手権にYZ125で出場していて、今はギリギリIBに上がれるランキングです。このままいけばYZ125は今年が最後になるので、できるだけ多くのレースに出て経験を積むことも参加した理由の一つです。
レースはスタートが出れなかったので追い上げになってしまいました。2位に選手の後ろについて逆転を狙っていましたが、1回だけ2位に上がったものの、自分のミスで抜き返されてしまいました。最後に逆転できなかったのは悔しかったですが息抜きにもなるし、バトルも楽しかったし、次の関東選手権に向けていい経験になりました。
もちろん、次のオフロードヴィレッジでの第3戦にも出場する予定です。あまり得意ではないのですが、今度はトップを狙って走ります!」



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